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結婚式にかかる平均費用や安くするコツを解説。費用総額・自己負担額・もらえる金額

2022.07.05
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結婚式を挙げるにあたって気になるのが「結婚式費用」。内訳の項目が多く、何にどのくらいの金額がかかるのか、把握しきれない方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、結婚式の平均費用を、総額・自己負担額・もらえる金額に分けてご紹介。また、費用を安く抑える方法についても解説するので、これから結婚式を控えている方は参考にしてみてください。

結婚式にかかる平均費用総額を規模別にご紹介

10~30人(親族婚)

親族のみ

ゲストが10~30人ほどの、小規模な結婚式や親族婚の平均費用総額は約50~150万円。親族に加え、特に親しい友達などを招いて行うのが一般的です。

金額も抑えられるうえ、余興などの豪華な演出を省略することもできます。さらに費用を安くしたいときは、レストランウェディングにする手もあり、50万円以下で行うことも十分可能です。

挙式のみにするのか、食事会形式のみにするのか、挙式と食事会両方するのかなどで金額は100万円近い差が出ることも。予算に合わせて決めてみてください。

40人以上

40人以上

40人以上の大規模で結婚式をする場合の平均費用総額は、約300万円~。70人規模になると、400万円を超えることが多く、100人規模になると、約500万円が平均です。

大規模の結婚式は、親族や親しい友達に加え、恩師・会社の上司・同僚などさまざまなゲストを招いて行うのが一般的。ケーキカットやムービーなど、大勢のゲストに満足してもらえるようさまざまな余興をするため、金額も多めにかかる傾向にあります。

新郎新婦のお財布事情とあわせて、地域・風習でどんな関係性のゲストを呼んだらよいのかも変わってくるもの。

結婚式でゲスト1人あたりにかかる平均的な費用の単価は約6~7万円。あらかじめ呼びたいゲストの人数を出したうえで、予算を組んでみてください。

結婚式でかかる費用の内訳と相場をそれぞれ解説

会場代(挙式料のみ)

会場代(挙式料のみ)

会場代は、教会式・神前式・人前式、どの方式で結婚式をするかによっても変わってきます。単に挙式料だけでいうと、かかる費用の平均は以下の通り。

・教会式:約10~20万円

・神前式:約5~20万円(初穂料・玉串料)

・人前式:約20~60万円

地域や会場によって金額には大きな差が出ます。また、リーズナブルでシンプルな会場を選んでも、装飾などオプションを含めると高額になってしまうことも。会場代だけを意識するのではなく、最終的な会場の仕上がりも加味したうえで比較しましょう。

飲食代

飲食代

結婚式での飲食にかかる費用平均はゲスト1人あたり約1~2万円。平均的なご祝儀金額3万円の半分である1.5万円を、ゲスト1人あたりにかける飲食代とする方も多数です。

披露宴の料理は、ホテルウェディングの場合1万円・1.5万円・2万円といった具合にコースごとに分かれているのが一般的。式場によっては、料理のランクアップができたり、品数を増やしたりするオプションもあるため、予算にあわせて調節してみてください。

衣装や小物代

衣装や小物代

結婚式で使うウェディングドレス・タキシードなどにかかる費用総額の平均は、レンタルする場合約25~30万円、購入の場合約45~50万円。内訳はウェディングドレスが大半を占めます。

また、披露宴のお色直しでカラードレスなどを着る場合は、20~25万円が費用の目安。衣装や小物はレンタルか購入、素材のグレードなどにより、金額は大きく異なります。

ほかにも、ウェディングドレスの場合

・ネックレス・ピアス・イヤリングなどの装飾品…約2~3万円
・グローブ…約4,000~5,000円
・ブライダルインナー…約8,000円~2.5万円
・ブーケ…約3~5万円

など、さまざまな小物を用意する必要があります。衣装代のほかにも、着付け・ブライダルエステ・ネイルなど、美容にかかる費用も加味しておきましょう。

ペーパーアイテム

ペーパーアイテム

結婚式のペーパーアイテムは、招待状・席次表・席札・パンフレット・飲食物のメニュー表などが含まれます。

式場を通して注文する場合の平均費用は以下の通り。

・招待状…約300~500円
・席次表…約400~1,000円
・席札…約150円
・パンフレット(プロフィールブック)…約300円
・メニュー表…約300円

また、紙の招待状を送る場合は、招待状本体の代金に加え、切手代84円(25gまでの場合)と返信用はがき代63円がかかります。

結婚式場ですべて注文する方法のほか、自分たちで作成したり、別の業者に依頼したりする方法もあるので、費用に応じて選んでみてください。

映像・写真代

映像・写真代

結婚式のプロフィールムービーや、当日の写真などにかかる費用は、依頼先によって変わってきます。

まず、写真の相場は、式場専属のカメラマンに頼むのが1番高い傾向にあり、約10~15万円。一方で、式場以外で自分たちが外部のカメラマンを依頼する場合は、約5~10万円です。

知り合いに頼む場合は、撮影の「御礼」として1~3万円渡したり、相手からのご祝儀を辞退したりするのが一般的です。カメラマンを外部や知り合いに頼む場合、式場によって約3~5万円の持ち込み費用がかかる場合があるので留意しておきましょう。

映像については、オープニング・プロフィールムービー・エンディングなどさまざまな種類があります。一般的に式場に依頼すると約5.6万円、外部に頼むと2~5万円、手作りなら0円~と、それぞれ費用がかかります。

手作りにすると、圧倒的に費用は抑えられますが、時間や手間がかかるので、準備にかかる時間も考慮して選択しましょう。

司会や演出代

司会や演出代

結婚式で司会者は、結婚式をスムーズに進行するのに欠かせない存在です。司会者についても、どこに依頼するかで費用は変わってきます。目安は以下の通り。

式場提携の司会者…約5~15万円(式場のランクにより異なる)
フリーの司会者…約3~5万円
友人…約2~3万円(「御礼」として包み、ご祝儀は辞退する)

また、式場によっては司会者についても持ち込み料がかかる場合があるため、費用を確認しておきましょう。

引き出物やプチギフト

引き出物やプチギフト

引き出物は、結婚式に列席してもらったゲストに対して、感謝の気持ちを示すモノです。ご祝儀に対してのお礼の意味があります。

引き出物やプチギフトにかかる費用は、約3,000円~1万円が相場です。飲食代の3分の1を目安に考えることも。相場より安すぎると、ゲストの満足度が下がることもあり、逆に高すぎるとゲストに気を遣わせてしまう原因になることもあります。

結婚式の引き出物についてもっと詳しく知りたい方はこちら▽
参考:【2022年版】引き出物のおすすめランキング15選。ゲストに喜ばれる人気の贈り物

結婚式でもらえる金額(ご祝儀)の相場

結婚式でもらえる金額(ご祝儀)の相場

結婚式でいただけるご祝儀の相場は、相手との関係性によって変わってきます。自己負担額にも影響するため、あらかじめどのぐらいのご祝儀をいただけるのか見積もりを立てておきましょう。

【ご祝儀をいただく相手】
親…約10~30万円(ご祝儀として渡さず、結婚式の費用を一部負担してもらったり、新生活費用としてもらったりする場合も多い)
親族…3~10万円
恩師・上司…5万円
後輩・部下・友人…3万円

ご祝儀の金額には決まりがなく、あくまで一般的な金額です。ほかにも、自治体からお祝い金が出たり、会社員の場合はお祝い金が出るところもあります。

結婚式でもらえるご祝儀の相場についてもっと詳しく知りたい方はこちら▽
参考:結婚式のご祝儀相場はいくら?関係性別の相場やマナーを解説

結婚式にかかる最終的な自己負担の費用はいくら?

結婚式にかかる最終的な自己負担の費用はいくら?

結婚式において、自己負担額とは結婚式にかかる全体の費用から、ご祝儀総額や親・親族からのお祝い金などを差し引いて残った金額。新郎新婦の自己負担額の平均は50~200万円です。

会場や引き出物などをグレードアップしたり、装飾や演出を凝ったりと、こだわりの結婚式をする場合、自己負担額は増える傾向にあります。

結婚式の費用は高額にかかるものと思われがちで、経済的な理由から断念する方も多いもの。しかし、ご祝儀を考慮すると、大金を払わなくても結婚式を挙げられることが分かります。

結婚式費用は誰が出すのかという点で悩む方も多いものですが、新郎新婦で半分ずつ出す場合が多数。あらかじめ、どちらがどのぐらい負担するのかは相談しておきましょう。

結婚式以外で結婚にかかる費用もチェック

結婚式以外で結婚にかかる費用もチェック

結婚することが決まった場合、結婚式以外にも、結婚をするにあたってかかる費用項目がいくつかあります。何にどれぐらいを要するのかを確認しておきましょう。

まず、婚約に際してかかってくる費用。婚約指輪の購入費用もひとつです。結納をしっかりする場合は、両家の顔合わせ食事会などをセッティングする費用がかかります。

次に、結婚式の準備に際してかかる費用があることも、忘れないようにしましょう。具体的には、花嫁の美容にかかるお金(ブライダルエステ・シェービング・ネイルなど)が主です。

そして、結婚式前後に新婚旅行(ハネムーン)をする場合は、旅費やお土産代もかかってきます。

最後に、新婚生活を始めるにあたってかかる費用。結婚と同時に同居を始める場合は、新居の契約費用(家賃・敷金・礼金)や家具家電など、さまざまなモノに費用がかかります。

どこにどんな費用がかかるのかをしっかり把握し、多めに見積もっておくと「お金が足りない…。」という事態に陥らずに済みます。

結婚費用はいつ払う?重要な支払いのタイミング

結婚費用はいつ払う?重要な支払いのタイミング

結婚式場に払う費用の支払いタイミングは重要。大きく分けて前払い・当日払い・後払いの3パターンがあります。支払い費用が期日までに用意できないと大変。支払い期日は式場に確認しておき、しっかり支払えるように準備しておきましょう。

支払いは、クレジットカード・現金・ブライダルローンなどさまざまな方法があります。

ブライダルローンは審査が必要。一方で、クレジットカードは上限額を超えてしまうことが多いため、カード会社に連絡する必要も出てきます。式場を決める際に、支払い方法を確認しておくのがベターです。

結婚式費用を安く済ませるポイント

結婚式の季節・日どり・時間にこだわらない

結婚式の季節・日どり・時間にこだわらない

結婚式場の費用は、時期の需要によって変わってくるため、日どりや時間にこだわらなければ安く抑えられます。

特に安い時期は、結婚式を挙げる新郎新婦が少ない8月・12月・1月。夏は暑く冬は寒く、需要がないため、多くの式場で費用が安く設定されています。

また、人気の高い大安の日や土曜日を避ける、ナイトウェディングにするなど、人気の低い日どりや時間も狙い目です。

式場のプランやモニターなどを利用する

式場のプランやモニターなどを利用する

結婚式費用を安く済ませたい場合は、割引になる式場のプランやモニターの有無などを確認しておくのがおすすめです。

式場によっては、ホームページへの掲載を許可したり、SNSへレビューを投稿したりすることで割引になるモニタープランが用意されている場合もあります。条件や審査がある場合も多いので、式場に確認しましょう。

また、約4ヶ月後など、直近で結婚式を検討している場合は「直前割引」が使える式場も多数。親族婚など、小規模で結婚式を挙げる場合は検討してみてください。

Web招待状を活用する

Web招待状を活用する

Web招待状とは、結婚式や1.5次会、2次会など招待状をインターネット上で作れるサービスのこと。無料で簡単に作成できるため、紙の招待状の作成にかかる手間や時間、切手代やはがき代などの費用を削減できます。

利用者数No.1を誇るWeddingdayのWeb招待状では、ご祝儀の事前クレジットカード決済に対応しているのもポイント。支払総額の4%のシステム利用料と、振込手数料260円のみで利用できます。

もらえるご祝儀の金額が計算しやすかったり、結婚式場の費用の支払いに充てられたりするのがメリット。また、ゲスト側も返信ハガキを丁寧に書いたり、ポストに投函したりする手間を省けるため、新郎新婦・ゲスト両方に喜ばれているサービスです。

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ドレスやペーパーアイテムなど持ち込めるものは持ち込む

ドレスやペーパーアイテムなど持ち込めるものは持ち込む

司会やカメラマン、ペーパーアイテムなど、式場の用意したものを使うのではなく、極力自分たちで用意することで費用を節約できます。

招待状・席札・メニューなどは手作りして自分で印刷すれば、かかるのは紙や印刷代のみ。手間や時間を考えて、手作りを検討するのもおすすめです。また、ドレスも自分でレンタルしたモノを持ち込んだ方が、安く済む場合があります。

ただし、それぞれ「持ち込み料」がかかる式場もあるため、持ち込みする場合は事前にいくらかかるのか確認しておきましょう。

結婚式の費用はどこにいくらかかるのかしっかり把握しておこう

結婚式にはかかる費用項目はいくつもあり、項目ごとに支払いタイミングなども異なる場合があります。また、支払う費用は、ご祝儀で賄うこともできるため、実際の自己負担額はもっと安く済ませられることも覚えておきましょう。

お金に関わることなので、支払い期日に間に合わないのはNG。どんなモノにどれぐらいの出費があるのかをしっかり確認しておきましょう。また、費用を安く済ませる方法はいくつもあるので、本記事を参考にしてみてください。