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結婚式二次会の会費相場はいくら?適切な金額や決め方について解説

2023.07.22
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披露宴が終わった後に行う結婚式の二次会で、ゲストに払ってもらう会費。いくらに設定すればよいのか、二次会会費として含めてもよい項目はどこからどこまでなのか、悩む方が多いのではないでしょうか。

そこで今回は、二次会の会費相場についてご紹介します。地域差やゲストごとの差、二次会会費に含める項目についても解説するので、二次会や会費制パーティーを開く方は参考にしてみてください。

結婚式の二次会会費相場や決め方

結婚式の二次会会費相場

結婚式の二次会会費の相場は、ゲスト1人あたり全体が約5,000~8,000円。男女別では女性が5,000円、男性が6,000円です。全国の平均を見ても男性の金額の方が高い傾向にあります。

一般的に男性の方が多く飲食することや、女性はドレスやヘアセットなどでお金がかかることなど、さまざまな事情を考慮した結果です。

会費のなかに含まれる項目は、会場代・飲食代・演出費用・ゲーム景品・小道具(芳名帳や装飾費など)など。二次会会費は幹事を頼む方と、会場代や飲食代、男女などさまざまな事情を考慮し、よく話し合って決める必要があります。

地域によって差が出ることもある

地域によって差が出ることもある

結婚式の二次会会費は、地域によって会場代などが大きく異なるため、差があります。大まかな平均は以下の通り。

北海道・東北:3,500~5,000円
北関東(茨城・栃木・群馬):4,000~6,000円
首都圏(東京・埼玉・神奈川):5,000~8,000円
甲信越・北陸・東海:4,500~7,000円
関西:5,000~7,000円
中国・四国:4,000~6,000円
九州・沖縄:4,000~5,000円

会費は最も高い首都圏の平均額である8,000円にはおさめて欲しいというゲストが多数です。

ゲストによって二次会会費に金額に差をつける?

ゲストによって二次会会費に金額に差をつける?

結婚式の二次会会費は、男女差や地域差があることは前述しましたが、幹事や遠方の方などに考慮して会費の金額に差をつけるのはアリなのでしょうか。

幹事に関しては、大変なことをほかのゲストも理解しているため、ほかのゲストより会費を低めにしたり、徴収しなかったりしても構いません。

一方で、遠方のゲストと近場のゲストの金額差をつけることに関しては、あまり好ましくないという声が多数。披露宴後に開かれる二次会は、あくまで任意で参加するものなので、二次会会費を少なくするのではなく、結婚式の際にお車代として別途渡すのがベターです。

ほかにも、披露宴から出席しているゲストに関しては、ご祝儀をすでにいただいているため、二次会のみ参加のゲストより会費を安めに設定する新郎新婦もいます。さまざまな事情を考慮しつつも、ゲスト全員が納得できるような会費設定をしましょう。

二次会会費に含めてもよい項目

会場代

会場代

会場代はもちろん二次会会費に含める項目のひとつ。飲食店などで二次会を開催する場合、大人数だと貸し切りにする必要があります。そのため、予算のことを考慮すると、まずは会場を確保することが重要です。

参加人数や叶えたい二次会の雰囲気を、新郎新婦と幹事でよく相談し、早めに会場を抑えておきましょう。

飲食代

飲食代

結婚式の二次会会費と料理や飲み物のクオリティーは、ゲストの満足度に大きく関わる項目のひとつ。会場を決めた後は、料理の内容や飲み物の種類などをよく確認しておきましょう。

二次会はお酒の種類や質を重視するゲストも多いため、ドリンクの種類が多いかどうかで決めるのもおすすめです。

また、料理をグレードアップするとゲストの会費もアップします。会費からはみ出さない範囲で精一杯のおもてなしを考え、ゲストに満足してもらえるような二次会にしたいものです。

ビンゴの景品やお土産などゲストに渡すモノ

ビンゴの景品やお土産などゲストに渡すモノ

ビンゴなど二次会のゲームの景品は会費に含めて構いません。ゲームを行わない場合、最後に渡すお土産としてプチギフトを用意する新郎新婦も多く、お土産代に関しても会費に含めてOKです。

ただし、お土産(プチギフト)は「二次会に来てくれたお礼」として、新郎新婦の自己負担とする場合もあります。予算を考慮したうえで、幹事とよく相談して決めましょう。

二次会会費に含めない方がよい項目

新郎新婦の衣装代や装飾品など

新郎新婦の衣装代や装飾品など

新郎新婦の衣装代や装飾品など、身に着けるモノの費用は新郎新婦の自己負担とするのが妥当です。また、新婦はヘアメイク代がかかることも多くありますが、同様に自己負担としましょう。

二次会の会費に含まれるモノは、ゲストが楽しむための飲食代や景品などと考えられています。自身が着飾るモノについては会費に含めないようにしましょう。

二次会を欠席することになったゲストのキャンセル費用

二次会を欠席することになったゲストのキャンセル費用

二次会は、結婚式後にやはり行かないなど急なキャンセルが発生することも多いもの。もちろん、会場では飲食物を用意しているため、キャンセルしてもその分は返金されません。

二次会会費を設定する際に、キャンセル料をほかのゲストの会費に上乗せするのはNG。直前キャンセルに関しては、あらかじめキャンセル料がかかることを伝えたうえで、欠席する本人からもらうのがベターです。

二次会会費や自己負担額を抑える方法

二次会会費や自己負担額を抑える方法

ゲストの二次会会費や自己負担額を減らしたい方は、ゲストの会費を高くする以外にも

・ゲームの景品や備品をセットで購入し割引を活用する
・装飾品を見直す
・必要な機材がなければ借りられるゲストを探す

など、節約できる部分がいくつかあります。食事のグレードを下げたり、お土産代を削ったりすると、ゲストの満足度が下がってしまう要因にもなりかねません。ゲストの満足度を考慮しながら節約の方法を考えましょう。

また、招待状を紙ではなく、「Web招待状」にすることで費用や手間を大幅に減らすことが可能。二次会費用を節約したい方はぜひ参考にしてみてください。
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二次会会費相場は男女差や地域差がある。ゲストが満足できる会費設定を

二次会会費の相場や男女差や地域差があり、5,000~6,000円が妥当、多くても8,000円以内にはおさめたいものです。幹事は会費をなしにする、披露宴から参加するゲストの会費は減らすなどゲストの事情を考慮して差をつけることもあります。

二次会費用の自己負担額については、なるべく減らしたい場合、購入品をセット割で手に入れたり、レンタルできるモノがあれば借りたり、招待状をWeb招待状にしたりとさまざまな工夫ができます。ただ費用を抑えることに意識を向けるのではなく、ゲストに楽しんでもらえるような二次会にしてみてください。

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