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結婚式二次会の会費相場はいくら?適切な金額について解説

2022.10.14

披露宴が終わった後に行う結婚式の二次会で、ゲストに払ってもらう会費。いくらに設定すればよいのか、二次会会費として含めてもよい項目はどこからどこまでなのか、悩む方が多いのではないでしょうか。

そこで今回は、二次会の会費相場についてご紹介します。地域差やゲストごとの差、二次会会費に含める項目についても解説するので、二次会や会費制パーティーを開く方は参考にしてみてください。

結婚式の二次会会費相場

結婚式の二次会会費相場

結婚式の二次会会費の相場は、ゲスト1人あたり女性が5,000円、男性が6,000円と、全国の平均を見ても男性の方が多い傾向にあります。

一般的に男性の方が多く飲食する、女性はドレスやヘアセットなどでお金がかかるなどの事情を考慮した結果です。

二次会会費のなかには、会場代・飲食代・演出費用・ゲーム景品・小道具(芳名帳や装飾費など)などが含まれるため、人数や会費相場を考慮したうえで予算に見合う会場を選んでみてください。

地域によって差が出ることもある

地域によって差が出ることもある

結婚式の二次会会費は、地域によって会場費用などが大きく異なるため、差があります。大まかな平均は以下の通り。

北海道・東北:3,500~5,000円
北関東(茨城・栃木・群馬):4,000~6,000円
首都圏(東京・埼玉・神奈川):5,000~8,000円
甲信越・北陸・東海:4,500~7,000円
関西:5,000~7,000円
中国・四国:4,000~6,000円
九州・沖縄:4,000~5,000円

会費は最も高い首都圏の8,000円におさめて欲しいというゲストが多数です。

ゲストによって二次会会費に金額に差をつける?

ゲストによって二次会会費に金額に差をつける?

結婚式の二次会会費は、男女差や地域差があることは前述しましたが、幹事や遠方の方などに考慮して会費の金額に差をつけるのはアリなのでしょうか。

幹事に関しては、大変なことをほかのゲストも理解しているため、ほかのゲストより会費を低めにしたり、徴収しなかったりしても構いません。

一方で、遠方のゲストと近場のゲストの金額差をつけることに関しては、あまり好ましくないという声が多数。披露宴後に開かれる二次会は、あくまで任意で参加するものなので、二次会会費を少なくするのではなく、結婚式の際にお車代として別途渡すのがベターです。

ほかにも、披露宴から出席しているゲストに関しては、ご祝儀をすでにいただいているため、二次会のみ参加のゲストより会費を安めに設定する新郎新婦もいます。さまざまな事情を考慮しつつも、ゲスト全員が納得できるような会費設定をしましょう。

二次会会費に含めてもよい項目と避けるべき項目

飲食代やお土産などは含めてもOK

飲食代・お土産・景品などは含めてもOK

二次会会費はゲストの会費で賄うという声もありますが、あまりに相場よりも会費が高くなりすぎると、ゲストも不満に感じてしまいます。

ゲストのことを考えるなら、ゲストに負担してもらう範囲を以下に限るのがおすすめです。

・会場代や設備使用料
・飲食代
・ウェディングケーキの費用や持ち込み料
・ゲームの景品代
・打ち合わせ費用

料理をグレードアップしたり、ゲームの景品を豪華にしたりするとゲストの会費もアップします。会費からはみ出さない範囲で精一杯のおもてなしを考え、ゲストに満足してもらえるような二次会にしたいものです。

新郎新婦の衣装代や演出などは自己負担で

新郎新婦の衣装代や演出などは自己負担で

新郎新婦の衣装代、招待状、会場の装飾代など、会場や飲食代以外の費用は新郎新婦の自己負担とするのが妥当。なかには、「二次会に来てくれたお礼」として、お土産(プチギフト)は新郎新婦の自己負担とする場合もあります。

自己負担額を減らしたい方は、ゲストの会費を高くする以外にも、

・ゲームの景品や備品をセットで購入し割引を活用する
・装飾品を見直す
・必要な機材がなければ借りられるゲストを探す

など、節約できる部分がいくつかあります。

また、招待状を紙ではなく、「Web招待状」にすることで費用や手間を大幅に減らすことが可能。二次会費用を節約したい方はぜひ参考にしてみてください。
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二次会会費相場は男女差や地域差がある。ゲストが満足できる会費設定を

二次会会費の相場や男女差や地域差があり、5,000~6,000円が妥当、多くても8,000円以内にはおさめたいものです。幹事は会費をなしにする、披露宴から参加するゲストの会費は減らすなどゲストの事情を考慮して差をつけることもあります。

二次会費用の自己負担額については、なるべく減らしたい場合、購入品をセット割で手に入れたり、レンタルできるモノがあれば借りたり、招待状をWeb招待状にしたりとさまざまな工夫ができます。ただ費用を抑えることに意識を向けるのではなく、ゲストに楽しんでもらえるような二次会にしてみてください。

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