https://weddingday.jp/mag/3676

結婚式二次会の会費の決め方は?全国平均・男女別・地域別の相場や決め方を解説

2025.10.28
商品PRを含む記事です。当メディアは各種アフィリエイトプログラムに参加しているため、記事中で紹介している商品を購入すると、送客手数料が弊社に還元される場合があります。

結婚式の二次会を開催する際、いくらにすればよいか悩むのが会費。高すぎるとゲストの負担が気になり、安すぎると自己負担が増えてしまい、バランスの難しさを感じている方が多いものです。

本記事では、結婚式二次会の会費相場を解説します。さらに、会費の決め方や費用を抑える方法もご紹介。会費設定で迷っている新郎新婦が「ゲストも自分たちも満足できる二次会」を実現するためのポイントをまとめたので参考にしてみてください。

結婚式二次会の会費相場は?全国平均と地域別の違い

全国平均の会費相場

全国平均の会費相場

結婚式二次会の全国平均の会費は、5,000~8,000円程度が目安。披露宴後に行われる気軽なパーティーとして設定され、参加者が負担を感じにくい価格帯にするのが一般的です。

会費には軽食やドリンクなどの飲食代が中心で、余興費用やプチギフト代が含まれる場合もあります。全国平均はあくまで目安であり、会場の立地や人数、参加者の年齢層などによって大きく変動。都市部ではやや高め、地方では低めに設定される傾向があります。

この平均値を知ることで、幹事や新郎新婦は自己負担額の目安を立てやすく、ゲストにとっても参加しやすい会費設定が可能になります。

男女別の会費相場

二次会会費は男女別に設定されるケースも多く、男性はやや高め、女性はやや低めに設定されることもあるので覚えておきましょう。

男女差を設ける理由は、ゲストの満足度を高めつつ、二次会全体の公平感を維持するためです。単純に全員一律にすると、飲食量や楽しみ方の違いで不満が出る場合もあります。

たとえば男性6,000円、女性5,000円のように差をつけることで、飲食量や嗜好の違いを反映しつつ、全体のバランスを保てます。

設定する際は、ゲストの年齢層や参加スタイルも考慮して、違和感がなく納得感のある金額に調整することが大切。男女別料金はトラブル防止にもつながります。

地域別の会費相場

地域によって差が出ることもある

地域ごとに二次会会費の相場は大きく異なります。都市部では6,000〜8,000円前後、地方都市では4,000~6,000円程度が平均。会場費や飲食費、アクセスの良さ、土地柄の違いが価格に影響します。

また、地域ごとの文化や慣習も会費設定に関係するので覚えておきましょう。地域性を理解しておくことで、ゲストの違和感を避けられます。

地域別のデータを把握しておくと、参加者層に合った適正な会費を設定でき、幹事や新郎新婦の自己負担もコントロールしやすくなるので、しっかり押さえておきましょう。

北海道・東北 3,500~5,000円
北関東(茨城・栃木・群馬) 4,500~5,800円
首都圏(東京・埼玉・神奈川) 6,000~8,000円
※都心部では9,000円超のケースも
甲信越・北陸・東海 5,000~7,500円
関西 6,000~7,500円
中国・四国 4,500~5,500円
九州・沖縄 4,000~5,000円

二次会の会費はどう決める?失敗しない決め方の手順

会費の決め方

①相場から逆算して決める方法

二次会の会費を決める際、最もシンプルで失敗しにくいのが「相場から逆算して決める方法」です。まずは地域や会場の相場を把握し、その金額を基準に全体の予算を組み立てましょう。

たとえば、全国平均である1人あたり6,000円前後を想定し、参加予定人数を掛け合わせることで、おおよその収入見込みを出せます。

そのうえで、会場代・飲食代・演出費・景品代など実際にかかる費用を見積もって、自己負担額がどの程度になるかを計算。もし大きく赤字になる場合は、会場を見直したり、余興や景品の内容を調整したりして予算に収まるようにします。

この方法のメリットは、ゲストが支払う金額が「世間の感覚」とズレにくい点。相場を意識して決めることで、ゲストにとっても参加しやすく、満足度の高い二次会を実現できます。

②かかる費用から逆算して決める方法

もうひとつの現実的な決め方が「かかる費用から逆算する方法」。最初に二次会に必要な費用をすべてリストアップし、合計金額を算出します。主な内訳は、会場代・飲食費・演出費・景品代・プチギフト代など。ここに予備費として、総額の5〜10%も加えておくと安心です。

その総費用を参加予定人数で割り、一人あたりの会費を算出します。例えば総費用が30万円で参加人数が50人なら、単純計算で6,000円となります。ここで新郎新婦がどの程度負担するかを決め、ゲストの会費を微調整してバランスを取るとよいでしょう。

この方法は、実際の支出に基づいて会費を設定できるため、赤字や無駄な支出を防ぎやすいのがメリットです。見積もりを正確に出し、会場やプランを早めに比較検討することで、無理のない会費設定が実現できます。

会費設定で考慮すべきポイント

披露宴出席者と二次会のみ参加者で会費を分けるか

二次会の会費を設定する際に迷いやすいのが、「披露宴に参加したゲストと、二次会のみ参加するゲストの会費を分けるかどうか」。一般的には、披露宴から参加しているゲストはすでにご祝儀などの負担があるため、二次会の会費を少し安く設定するケースが多く見られます。

たとえば、二次会のみ参加者を6,000円、披露宴からの参加者を5,000円とするように、1,000〜2,000円前後の差をつけるのが自然。こうすることで、ゲスト全体の公平感を保てます。

ただし、差をつけすぎると不公平に感じられる場合もあるため、金額設定には注意が必要。どちらのゲストにも配慮のある会費設定を心がけましょう。

二次会幹事の会費はどうするかを考える

二次会幹事の会費はどうするかを考える

二次会を開催するうえで欠かせない存在が「幹事」です。受付や司会、進行管理、会計など多くの役割を担う幹事には、感謝の気持ちを込めて、一般的には無料または一部負担軽減にするケースが多く見られます。

特に、準備や当日の運営に大きく関わる場合は、全額免除にするのがスマート。逆に、当日のサポートのみであれば半額程度を目安に設定してもよいでしょう。

幹事が複数いる場合は、全員分の免除費用を事前に予算に組み込み、ほかのゲストの会費で調整する方法もあります。事後に「払う・払わない」でトラブルにならないよう、早い段階で新郎新婦と幹事の間で方針を確認しておくことが大切です。

二次会の会費に含めていい項目・ダメな項目

会費に含めてよい項目

会場代・飲食代

会場代

会場代と飲食代は二次会開催に欠かせない中心的な費用で、会費の大部分を占めます。特に飲食代は、料理内容やドリンクプランのグレードによって総額が大きく変動するため、事前にプランを比較して適正な価格帯を選ぶことが大切です。

一般的には、コース料理よりもビュッフェ形式の方がコストを抑えやすく、ゲスト同士の交流も生まれやすいというメリットがあります。

また、会場によっては飲食代に音響使用料や貸切料が含まれる場合もあるため、見積もり時に細かく確認しておくと安心です。

演出費用や装花・装飾費

演出費用や装花・装飾費

二次会を盛り上げるための演出費用や、会場を華やかに見せる装花・装飾費も、会費に含めて問題ありません。たとえば、入場演出やBGM、プロジェクター映像の上映、フォトブースの設置など、ゲストが楽しめる空間づくりに関わる費用は「参加体験の一部」として妥当なものです。

ただし、装飾に過度な費用をかけすぎると、会費が高くなりすぎてしまい、ゲストから不満に思われる場合があります。DIYなどを活用し、安く済ませる手もあるので検討してみてください。

ゲーム景品代

ゲーム景品代

二次会の盛り上がりを左右する重要な要素が「ゲームや抽選会の景品」です。ゲストにとっては楽しみのひとつでもあり、景品代を会費に含めるのは一般的です。

景品の内容は、誰が当たっても嬉しい実用的なものが喜ばれます。たとえば、人気の家電やギフトカード、スイーツ詰め合わせ、日用品など、価格にばらつきを持たせるのがおすすめです。

予算の目安は、目玉景品を含めながらも1人あたり1,000〜2,000円程度。景品数が多すぎるとコストが膨らむため、バランスを考えながら選びましょう。

プチギフトやお土産代

ビンゴの景品やお土産などゲストに渡すモノ

二次会の最後にゲストへ感謝を伝える「プチギフト」や「お土産代」も、参加者全員に手渡すモノなので、費用の一部としてあらかじめ見込んでおいても問題ありません。

金額の目安は1人あたり300〜500円程度が一般的で、負担にならない範囲で気持ちを伝えるアイテムを選ぶことがポイントです。なお、高価すぎるアイテムを選ぶと会費が上がってしまうため注意しましょう。

ただし、プチギフトやお土産は「二次会に来てくれたゲストへのお礼」として、新郎新婦の自己負担とする場合もあります。予算を考慮したうえで決めましょう。

会費に含めてはいけない項目

新郎新婦の衣装代・ヘアメイク代

新郎新婦の衣装代・ヘアメイク代

新郎新婦の衣装代やヘアメイク代は、ゲストが直接関わる費用ではなく、あくまで自己演出のためのもの。ゲストから集めた会費を自分たちの身支度に充てると、不公平な印象を与えてしまうこともあります。

特に、ドレスやタキシードを新たにレンタルする場合は費用が高額になりがち。披露宴からそのまま着回したり、カジュアルな私服スタイルにしたりと、工夫次第でコストを抑えられます。

また、ヘアメイクも披露宴後に簡易的なアレンジを加える程度で十分華やかに見せられます。二次会は「気軽に楽しむ場」であることを意識し、見た目よりもゲストとの時間を楽しむことを優先すると良いでしょう。

欠席者分のキャンセル費用

二次会を欠席することになったゲストのキャンセル費用

二次会の欠席者分のキャンセル費用を会費に含めるのは適切ではありません。キャンセルが発生した場合、その費用は原則として新郎新婦側の負担としましょう。ゲストの都合であっても、ほかの参加者から会費として追加徴収すると、不公平感を与える恐れがあります。

キャンセル期限を過ぎると全額請求になるケースもあるため、事前に会場のキャンセル規約などを確認しておくことが大切。直前キャンセルを極力減らすためには、参加人数の確定は可能な限り直前まで調整し、Web招待状などで出欠管理を徹底し、リマインド連絡をすることでリスクを減らせます。

二次会会費や自己負担額を抑える方法|コスパ良く開催するコツ

会場選びで費用を抑える

会場選びで費用を抑える

二次会の会費や自己負担額を抑える最大のポイントは「会場選び」です。立地が良くおしゃれな会場は人気が高い一方で、飲食費やサービス料が高くなる傾向があります。まずは、ゲストのアクセスを考慮しながらも、コスパのよい会場を探しましょう。

たとえば、貸切可能なカジュアルレストランやバー、カフェなどは、ホテルや式場に比べてリーズナブル。フリードリンク付きのプランを選べば、飲食費を明確に把握しやすく、予算オーバーを防げます。また、会場によっては持ち込み料が無料のところもあり、装飾やBGMを自由にアレンジできるのも魅力です。

さらに、開催時期や曜日を工夫するのも節約のコツ。特にオフシーズンや平日は割引プランを用意している会場も多く、同じ内容でも数万円単位で費用を抑えられるケースがあります。早めの予約・比較検討を行い、会場の理想とコストのバランスを見極めてみてください。

演出・ゲーム・装飾を工夫する

演出・ゲーム・装飾を工夫する

二次会を盛り上げるうえで欠かせない演出やゲームも、工夫次第で費用を大きく節約できます。たとえば、プロの司会者やパフォーマーではなく、友人に依頼すればコストを抑えつつアットホームな雰囲気を演出できます。進行台本やBGMリストを事前に共有し、スムーズな運営をサポートするのがポイントです。

ゲームも高価な景品を多く用意するより、少数でも「盛り上がる企画」にすることでコスパやゲストの満足感を高められます。ビンゴやクイズ、じゃんけん大会などは準備が簡単で人気です。

さらに、手作りの演出やムービーを取り入れることで、費用をかけずに感動的な雰囲気を作り出すこともできます。

装飾についても、フォトブースやテーブルフラワーを自分たちでアレンジすれば、数万円単位で節約することが可能。100円ショップやネット通販を活用すれば、低コストでも統一感のある華やかな空間を演出できます。節約しながらも「心がこもった演出」にすることで、ゲストの満足度を高めてみてください。

Web招待状の活用

Web招待状とはどんなサービス?

二次会の費用を抑えるうえで、近年主流となりつつある「Web招待状」。紙の招待状を送る場合、1通あたり数百円のコストがかかるうえ、住所確認や返信管理にも手間がかかります。

その点、Web招待状なら作成から送信、出欠確認までをスマホひとつで完結でき、印刷費や郵送料だけでなく、準備の手間も大幅に削減できます。

特におすすめなのが「Weddingday」。デザイン性の高いWeb招待状を無料で簡単に作成できるだけでなく、出欠管理や会費の集金機能も備わっているため、幹事の負担を軽減しつつトータルコストを抑えられます。

また、Web招待状を使うことで、欠席者の管理やキャンセル対応もスムーズ。二次会の準備にかかる時間と費用を両方削減しながら、ゲストにも便利でスマートな印象を与えられるのが大きなメリットです。コスパよく理想の二次会を実現したい方は、ぜひ活用を検討してみてください。

無料でWeb招待状をつくる

相場を理解してゲストが満足できる二次会会費を設定しよう

結婚式二次会の会費は、全国平均や地域差、性別などによって幅がありますが、最も大切なのはゲストに不公平感を与えず、楽しい時間を提供すること。相場や費用項目を正しく理解し、無理のない範囲で設定すれば、自己負担を抑えつつ満足度の高い二次会が実現します。

また、会場選びや演出の工夫、Web招待状「Weddingday」の活用など、コストを抑える工夫は多数。準備をスマートに進めながら、全員の思い出に残る二次会を実現してみてください。

WeddingdayバナーWeddingdayバナー

関連キーワード

ご祝儀