結婚式を挙げるにあたって必要不可欠な結婚式場選び。せっかくなら、自分たちの希望が叶う結婚式場を選んで、後悔しない結婚式にしたいものです。しかし、さまざまな会場があるため、なかなか決められない方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、失敗しない結婚式場の選び方のコツや、おすすめの式場検索サイトをご紹介します。7つのポイントに分けて解説するので、これから結婚式を挙げる予定がある方は参考にしてみてください。
結婚式場を選ぶ際にまず決めておきたいのが式場の場所。新郎新婦の実家付近もしくは中間地点、2人の住居の近く、国内外リゾート地などさまざまな選び方があります。
どこで式を挙げるかは新郎新婦の間だけでなく、それぞれの両親と話し合って決めましょう。特に親族の移動のことなどを考えて選ぶのがおすすめです。
また、駅や空港からのアクセスなども重要。徒歩何分か送迎バスなどが運行しているかなどを考えて選びましょう。送迎バスなどは収容人数や運行時間などが決まっているため、条件をよく確認しておくことが必要です。
結婚式場によってキャパが異なるため、ゲストを何人ぐらい呼ぶのかをおおまかに決めておき、人数がおさまる結婚式場を選ぶのがおすすめです。
パートナーや親と相談して、どんな方を呼ぶか、親族はどこまで呼ぶかを相談しておきましょう。
新郎新婦でゲストの人数に偏りがあることについては問題ありません。今後もお付き合いを続けたい方や感謝を伝えたい方などを挙げてみましょう。
希望する挙式スタイルが叶う結婚式場選びが重要です。挙式スタイルとは、神道に則って神社で行う「神前式」、仏教に則って寺院で行う「仏前式」、キリスト教式の「教会式」、列席者に向かって結婚の誓いを立てる「人前式」いずれかのことを指します。
式場によって教会があったり、神社と提携していたりと、できる挙式スタイルがさまざま。ホテルウェディングやレストランウェディングなど、カジュアルな結婚式ができる結婚式場もあります。
2人の希望だけでなく、それぞれの家庭の宗教など親の希望も聞きながら選ぶのがベター。候補の結婚式場で自分たちが行いたい挙式スタイルができるかどうかは、しっかり確認しておく必要があります。
やりたい演出がある場合、結婚式場を選ぶ際に、希望する演出ができるかどうかもチェックしておくことが必要です。
たとえば、バルーンリリースは会場によってNGとされている場合もあったり、生演奏をしたい場合は機材がないとできなかったりする場合もあります。屋外で行う演出の場合は、雨天時の対応も考えておきましょう。
結婚式場選びで重要なのが、予算内におさまるかどうか。結婚式の予算は新郎新婦の貯金を主に、両親からのお祝い金、ゲストからのご祝儀などを加味して、大まかな上限を設定してから結婚式場を選びましょう。
結婚式場にかかる費用は会場やゲストの人数によってピンキリ。少人数婚なら約50万円~、100人規模の大人数なら約500万円かかることもあります。
式場代だけでなく衣装代やヘアセットなどすべてを含めた予算を出すのが重要です。式場見学の際に出してもらう見積書では、必要なオプションなどがすべて含まれているかどうかチェックしましょう。
結婚式にかかる平均費用について詳しくはこちら。
参考:結婚式にかかる平均費用や安くするコツを解説。費用総額・自己負担額・もらえる金額
自分たちが結婚式を挙げたい日取りがあるかどうか、また、候補の結婚式場で希望の日取りが空いているかどうかも重要です。
特に人気の式場やシーズン(3~5月ごろと9~11月ごろ)、土日祝日、お日柄のよい日(大安・友引)を希望する場合、早めに抑えておきましょう。
お日柄や曜日などにこだわらなければ、仏滅やオフシーズン(夏・冬)などはお得になる結婚式場もあるのでチェックしてみてください。
また、屋内のみですべてができる式場や全天候型の式場を選べばシーズンをあまり気にせず式を挙げられます。
結婚式場選びでは、ゲストために必要な設備があるかどうかも重要なチェックポイント。高齢者や妊婦、子連れのゲストが、快適に過ごすための配慮も必要です。
・クロークやロッカーなどの有無
・更衣室や控室の有無
・パウダールームの有無
・バリアフリーかどうか
・車いすの有無
・おむつ交換や授乳できる場所の有無(子連れゲストを招待する予定の場合)
また、控室や更衣室は十分な広さがあるかどうかも確認しておきましょう。
ほかにも、新郎新婦向けの専用トイレや支度部屋の広さ、ブライズルームなど2人が使う設備についても要チェックです。
結婚式場選びで、料理や飲み物はゲストの満足度が左右されます。和食・洋食・フレンチ・イタリアンなど料理の種類は、挙式スタイルに合わせて選びましょう。
盛り付けや味、量、料理が冷めていないかなども重要なので、試食会に参加して確かめてみることが大切です。
必要に応じてオリジナルの料理が作れるかどうか、デザートビュッフェなどの演出があるかどうかなども確認してみてください。
また、アレルギーを持つゲストや高齢者、小さい子供に合わせたメニューを用意できるかどうかも重要です。
ドリンクについても、メニューや料金がさまざま。乾杯酒は何か、どんなメニューがあるのか、時間制限があるのかなど、自分たちの希望に合った内容や料金かを確認しましょう。
フリードリンクか卓に持ってきてくれるのかといった、提供方法も確認しておくことが大切です。
結婚式場選びでは式場の設備も重要ですが、スタッフの対応も結婚式の成功に欠かせない要素です。
口コミサイトでスタッフの対応を確認するほか、実際に式場見学でプランナーの対応を見ておきましょう。
笑顔であたたかく迎えてくれるかどうか、質問に明確に答えてくれるか、新郎新婦の要望に対して真剣に向き合ってくれるかなどいくつかのポイントがあります。
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2人の間で優先順位をつけ、優先順位の低い式場から順番に訪問するのがおすすめ。迷ってしまい、結婚式場の候補がなかなか決まらない方はブライダルフェアなどに参加するのもひとつの手です。
結婚式場は、結婚式のイメージや予算、希望の日取りが空いているかどうかなどいくつかのチェックポイントに沿って選びましょう。
本記事でご紹介した順番に沿って結婚式場をしぼりこんでいくとスムーズ。ある程度しぼりこめたら比較のためにも、優先順位が低い式場から実際に訪問することが需要です。2人で納得できる結婚式場を選びましょう。