結婚式や入籍を無事終えて、結婚したことや新苗字、新住所などを報告するための「結婚報告はがき」。そもそも誰にいつ出したらよいのか、一体どんな内容を書いたらよいのか悩む方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、結婚報告はがきの送る範囲や出す時期など、マナーについて徹底解説。また、パターン別の文例やデザインのテンプレートなどもご紹介するので、参考にしてみてください。
目次

結婚報告はがきは必須ではありませんが、親戚や上司、友人などお世話になった方へは送るのがおすすめ。新しい名字や住所を正確に伝えられるため、今後の連絡ミスを防ぐ実用的なメリットもあります。結婚式に招待できなかった方や、海外挙式などで報告が限られる場合にも便利です。
結婚式を挙げた場合は、参列者やお祝いをくれた方へ改めて感謝を伝えるために送るのがおすすめです。式を挙げない場合でも、入籍報告として相手に自分たちのことを正式に伝える手段として重要。はがきを送ることで「しっかりした夫婦」という好印象を与えられ、礼儀正しさを示せるのがポイントです。
はがきはSNSなどで送るよりも、フォーマルなツールとして丁寧さが際立ちます。特に目上の方には、年賀状とは別に報告を行うとより丁寧。しっかりとした挨拶をすることで、結婚後も良好な関係を築いていけます。

結婚報告はがきを送る相手は、親族や友人、職場の同僚など「今後もお付き合いを続けていきたい方々」が基本。特に親族や親しい友人には、今後も変わらぬ関係をお願いするために送るのがおすすめ。結婚式参列者へのお礼や、直接挨拶が難しい方への報告手段としても役立ちます。特にポイントとなるのが、相手との関係性に合わせた「使い分け」です。
・目上の方・職場の方: 礼儀正しい文章を選び、落ち着いたデザインで写真なしにするなどの配慮をしましょう。ご自宅へ送る際は、役職名は添えず個人名のみで送るのがマナーです。
・友人・親しい親族: 結婚式や前撮りの写真を使い、近況を交えたカジュアルな内容で親近感を持たせましょう。
なお、年賀状のやり取りも途絶えているような疎遠な相手にまで、無理に送る必要はありません。2人の今後の交流を考え、無理のない範囲でリストアップしてみてください。

結婚報告はがきを送る適切なタイミングは、挙式または入籍をおこなってから1〜2ヶ月以内です。遅くとも3ヶ月以内を目安に、相手の手元へ届くよう手配しましょう。入籍から式まで期間が空く場合は、婚姻届を提出したあと早めに送るのがマナーとされています。
もし出す時期を過ぎてしまったときは、暑中見舞いや寒中見舞いといった季節の挨拶状と兼ねて報告するのがひとつの手。実際に、年末年始に近い時期であれば、年賀状にあわせて知らせるケースも多く見られます。自身の状況に応じて、柔軟に対応するのがおすすめです。

結婚のタイミングが年末年始やお盆の時期に近い場合は、季節の挨拶状と兼ねて報告できます。年賀状や暑中見舞い、残暑見舞いなどで近況として結婚を伝える方法は、マナーとして問題ありません。日頃の感謝や相手の健康を気遣う言葉とともに、自然な流れで報告できるのがメリットです。
春から夏にかけて結婚した方は暑中見舞いや残暑見舞いを、年末近くの場合は年賀状を利用するとスムーズです。ただし、連絡先が変わった場合は、新住所や電話番号の記載を忘れないように注意しましょう。相手が返信しやすいように、必要な情報を漏れなく伝えることが大切です。

自身や相手が喪中の場合は、お祝い事の報告を控えるのがマナー。喪中はがきで結婚を知らせることは厳禁のため、注意しましょう。結婚報告はがきは単独で送らず、寒中見舞いや暑中見舞いといった季節の挨拶状を利用して報告する方法を選んでみてください。
報告時期は四十九日以降、または松の内が明ける1月8日以降を目安にします。文面では祝いの言葉や派手なデザインを避け、入籍日や新住所などの事実のみを記すことが大切です。相手の心情に配慮し、控えめな表現で伝えるように心がけてみてください。

まず、結婚報告はがきに必ず入れた方がよい内容は、大きく分けると主に以下の4つです。
①冒頭の一文(前文)
②本文(結婚報告や入籍日など)
③結びの挨拶文
④住所(新婦は下の名前のみ)と2人の名前
具体的にどんなことを書けばよいのか、順番に解説していきます。
結婚報告の前に、まずは時候の挨拶などから書き出します。時候の挨拶は、季節や月ごとに変わる、日本ならではの手紙の書き出しのマナーです。
かしこまった内容にしたい場合は、「拝啓 ○○の候」+書き出しの組み合わせが一般的。○○に入る言葉は、1月から順に初春・立春・早春・陽春・新緑・初夏・盛夏・晩夏・初秋・秋涼・晩秋・初冬などさまざまなパターンがあります。
書き出しも季節によってさまざまなパターンがありますが、
・皆さまにおかれましては ますますご清祥のこととお慶び申し上げます
・○○様におかれましては ますますご健勝のこととお喜び申し上げます
などがよく使われる書き出し文です。
また、
・Just Married
・We Got Married
など、結婚報告はがきのデザインによっては、英語を入れるのもおしゃれです。
冒頭文の次が本文です。「結婚しました」という旨と、入籍日や結婚式を挙げた日を報告します。
また、「未熟な二人ではございますが 力を合わせて幸せな家庭を築いていきたいと思います」
など、今後も2人でどんな家庭を築きたいかなどの抱負なども入れましょう。
最後に、
・お近くにお越しの際はぜひお立ち寄りください
・今後ともよろしくお願い申し上げます
・今後ともご指導ご鞭撻のほど よろしくお願い申し上げます
などの文章で結びます。最初に「拝啓 ○○の候」と書いた場合は「敬具」などで結ぶのを忘れないようにしましょう。
結びの挨拶の後に、住所と2人の名前を連名で書きます。新婦は下の名前のみで構いません。

次に、具体的な結婚報告はがきの文例を10通りご紹介します。結婚報告はがきを作成する際、マナーに気をつけましょう。主な例として、「。」「、」つまり句読点をつけないというマナー。句読点は「終わり」や「区切り」を示しているため、おめでたい結婚報告に用いるのはふさわしくありません。
また、「去る」「終わる」「切れる」「負ける」「捨てる」といった結婚という行事にふさわしくない忌み言葉や、「重ね重ね」「時々」「たまたま」「どんどん」などの重ね言葉も避けましょう。
拝啓 ○○の候
皆さまにおかれましては ご清祥のこととお慶び申し上げます
この度 〇月△日に結婚いたしました(結婚式を挙げました)
これからは二人で支え合いながら 温かい家庭を築いていきたいと思います
未熟な二人ではございますが 今後ともよろしくお願い申し上げます
敬具
拝啓 ○○の候
先日はお忙しいなか 私たちの結婚式にお越しいただきありがとうございました
おかげさまで幸せな一日を過ごすことができ 感謝の気持ちでいっぱいです
未熟な二人ではございますが みなさまの温かいお言葉を胸に 笑顔の絶えない家庭を築いていきたいと思います
今後とも変わらぬお付き合いのほど よろしくお願い申し上げます
拝啓
○○の候 みなさまにおかれましては ご健勝のこととお喜び申し上げます
○月○日私たちは親族のみでささやかに結婚式を挙げ 入籍いたしました
下記住所に 住まいを移しましたのでご報告申し上げます
お近くにお越しの際はぜひお立ち寄り下さい
これからも変わらぬお付き合いのほど よろしくお願い申し上げます
敬具
拝啓
○○の候 ○○様におかれましては ご清祥のこととお喜び申し上げます
私たちは〇月〇日に入籍いたしました
これからは二人で支え合いながら 明るい家庭を築いていきたいと思います
下記に新居を構えましたので ご報告いたします
お近くにお越しの際はぜひお立ち寄りください
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます
敬具
※親族のみで食事会などを行った場合は以下のような文章を追加しても構いません。
挙式は行わず 親族で食事会のみ行いました
ご報告が遅れてしまい 申し訳ございません
拝啓
○○の候 ○○様におかれましては ご健勝のこととお慶び申し上げます
この度は 私たちの結婚に際し 過分なお祝いを賜りありがとうございました
これからは二人で支え合い 幸せな家庭を築いていきたいと思います
今後ともよろしくお願い申し上げます
敬具
拝啓
○○の候 皆様におかれましては ご清栄のこととお慶び申し上げます
私事ではございますが このたび○月○日に結婚いたしました
結婚に際しましては 多大なるご支援を賜り 心より感謝とお礼を申し上げます
今後も仕事と家庭を両立できるよう 精進していく所存です
今後ともご指導のほど よろしくお願い申し上げます
敬具
【結婚式に招待した場合】
あけましておめでとうございます
昨年○月○日に結婚式を挙げ ふたりで迎える初めてのお正月となりました
ご多忙のなか 私たちの結婚式にご出席いただき誠にありがとうございました
おかげさまで素敵な1日を過ごせました
未熟な二人ではございますが 今後とも末永くよろしくお願いいたします
【結婚式に招待しないor初めて報告する場合】
謹んで新年のお祝いを申し上げます
この度私たちは結婚いたしました
これからもお互いに支え合え
明るく笑顔の絶えない家庭を築いていきます
未熟な二人ではございますが
今後もご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします
寒中お見舞い申し上げます
寒さはこれから本番ですが △△(相手のお名前)様にはお変わりございませんか
私事ですが 昨年○月○日に結婚いたしました
近くにお越しの際は ぜひお立ち寄りください
本年もよろしくお願い申し上げます
暑中お見舞い申し上げます
厳しい暑さが続きますが いかがお過ごしでしょうか
このたび 私たちは○月○日に入籍いたしました(結婚式を挙げました)
未熟な二人ではございますが お互い支え合い 明るい家庭を築いていきたいと存じます
今後ともよろしくお願い申し上げます
暑さ厳しき折柄 お体を大切にお過ごしください
We got married!
この度 ○月△日に結婚いたしました
これもひとえに皆(○○ちゃん)のおかげです!
これからは二人で 明るい家庭を築き上げていきたいと思います
今後ともよろしくお願いいたします!

結婚報告はがきは、相手と自分の関係性を考えて「ひとりひとりに向けた一言」を添えると気持ちが伝わりより丁寧。結婚式へ列席してくれた方へは感謝の意を、お手伝いを引き受けてくれた人にも一言で感謝を伝えるのがベターです。
具体的にどんな一言を添えればよいのか、文例をご紹介します。
・お忙しいところ 私たちの結婚式にお越しいただきありがとうございました
・結婚式へ来てくれてありがとう!会えて嬉しかったよ!
・受付を快く引き受けてくれてありがとう!
・素敵なスピーチをしてくれて本当にありがとう!
・感動するお言葉を賜り 誠にありがとうございました
結婚報告はがきは自宅のパソコンやアプリなどを使って作る方法のほか、お金をかけて専門業者に依頼する手もあります。
シンプルでかしこまったデザインから、おしゃれなデザイン、きれいなデザインなど千差万別。具体的にどんなデザインがあるのかをご紹介するので、結婚報告はがきを作る際の参考にしてみてください。
ナチュラルなデザインの結婚報告はがきに、2人のデートの様子をおさめた写真を何枚か載せるのもおすすめ。「入籍しました」の文字も分かりやすく、心温まるデザインです。
和装の前撮り写真を載せて、和テイストに仕上げたデザイン。かわいらしさも感じられます。老若男女問わず受け入れられやすいデザインです。
和装の前撮り写真を大きく使い、文章はシンプルに抑えた結婚報告はがき。目を惹くデザインで、「結婚報告」兼「年賀状」ということが分かりやすいのがポイントです。
現代的で落ち着いたトーンがおしゃれな結婚報告はがき。筆記体で書かれた「Thank you」の文字、結婚式の思い出の写真などを程よく配しており、シンプルながらも受け取った側が「おしゃれ」と思えるようなデザインに仕上げられています。

結婚報告はがきの写真に関しては、1枚のみを掲載する方が多数。フォトウェディングや前撮りの写真を用いることが多いようです。
結婚式を挙げない場合や、フォトウェディングなどもしない場合は、日常の2人の写真でも構いません。
結婚式に来ていただいたゲストごとに写真を変え、そのゲストとともに写った写真を載せると喜ばれること間違いなし。余裕がある場合はおすすめです。
また、写真は必ず載せなければならないわけではありません。写真を載せるのに抵抗がある方は、写真なしのテンプレートを使い、おしゃれな結婚報告はがきを作ってみてください。

従来は、入籍のタイミングで結婚報告はがきを送り、その数ヶ月後に改めて招待状を郵送するという、段階を踏んだ報告を行うケースが多く見られました。しかし、現在ではWeb招待状「Weddingday」を活用することで、結婚の報告と挙式への案内を一度に伝える使い方も可能です。
高画質な写真を自由に配置できるため、前撮りの写真や入籍時の記念写真とともに、2人の言葉で鮮度の高い報告が行えます。紙のはがきでは伝えきれない、2人の空気感を動画や豊富な写真で伝えられるのはWeddingdayの強み。受け取った友人も、その場ですぐに挙式への出欠を回答できるため、報告から招待までの流れが非常にスムーズになります。
さらに、リマインドやお知らせも、回答してくれたゲストへメールで一括送信できる機能があるため、結婚報告から結婚式の日が空いていても安心。Web招待状手間のかかる工程を一元化することで、準備期間の負担を大幅に軽減できるのは、多忙な新郎新婦にとって大きなメリットといえるでしょう。

結婚報告はがきを出す際に最も時間がかかるのが、送る相手の住所集めやリスト作成、そして宛名書きや切手購入といった物理的な作業による手間や費用です。Web招待状「Weddingday」であれば、LINEやSNSを通じてURLを送るだけで完了するため、こうしたアナログな手間が一切発生しません。
さらに、Weddingdayにはゲストが入力した情報が自動で名簿化される機能が備わっています。ここで集まったデータは、Weddingdayの編集画面からいつでも確認できるほか、Excelデータでダウンロードも可能です。
後に改めて年賀状を送る際の宛名リストとして、そのまま活用できるのが非常に便利。手書きによる誤字脱字の心配もなく、正確な情報を一括管理できる点は、デジタルツールならではの大きな利点です。
コスト面でも、印刷代や切手代を節約できるのがメリット。浮いた予算を新居の準備や、大切な親戚へ送るこだわりの報告はがきに充てるといった賢い選択が可能になります。

すべてをデジタル化するのではなく、相手との関係性に合わせて使い分けることが、現代の結婚報告における最良のマナーです。伝統や形式を重んじる親族、お世話になっている上司・恩師などには、丁寧な印象を与えられる結婚報告はがきを送り、礼儀正しさと誠実さを伝えるのが定石といえます。
一方で、日頃からSNS等でやり取りをしている友人や同僚には、堅苦しすぎないSNSやWeb招待状での報告が喜ばれる傾向にあります。相手もスマホで気軽に閲覧でき、お祝いのメッセージをその場で返信しやすいため、双方向のコミュニケーションが生まれるメリットもあります。
このように、相手を思いやった「送り分け」を選択することで、マナーを欠くことなく効率的な準備が実現。はがきの重厚感とWebの利便性、それぞれのよさを組み合わせることが、2人の感謝の気持ちを最も心地よく届ける方法となるでしょう。
結婚報告はがきは、お世話になった方々へ感謝を伝え、夫婦の新しい門出を知らせる大切な挨拶状。出す時期や相手に合わせたマナーをしっかり守ることで、2人の誠実な人柄が伝わり、今後の良好な関係性にもつながります。
一方で、準備で忙しい時期だからこそ、友人や同僚には「Weddingday」のようなWeb招待状を賢く併用し、効率化を図るのも現代のスマートな選択。伝統的なはがきと便利なデジタルツールを上手に使い分け、2人にとってもゲストにとっても負担のない、素敵な結婚報告を叶えてみてください。
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