結婚式の招待状を送るときに忘れてはいけない「切手」。
封筒用と返信用で2枚用意するのはご存知のことと思いますが、頻繁に使うものではないので、料金やマナーなどが気になるところ。
そこで今回は、招待状の切手について最低限おさておきえたいポイントをお伝えします。
結婚式の招待状を送るときに必要な切手の種類は2種類。
「封筒」と「返信用ハガキ」に貼る用の切手です。料金は以下の通り。
・63円(通常ハガキの場合)
・84円(定形郵便物25g以内の場合)
・94円(定形郵便物50g以内の場合)
※2021年4月現在
切手料金は増税や人件費上昇などで値上げする可能性もあるので注意しましょう。
封筒用の切手の料金は重さによって変わるので注意が必要です。料金不足にならないよう、しっかり重さを量ったうえで切手を購入しましょう。
切手の料金は実際に郵便局に行って重さを量ってもらうと安心です。
結婚式の招待状によく使われる切手に「慶事用切手」というものがあります。
慶事用切手は結婚式だけでなく、おめでたい行事全般に使用可能。郵便局や一部コンビニなどで購入可能。
デザインは価格別で松・竹・梅と異なりますが、どのデザインが招待状用といった決まりはありません。
慶事用切手は招待状の切手として定番ではありますが、マストではないのでご安心を。
上司など、目上の方にだけ慶事用切手を貼るのもアリです。
また、10通以上の招待状を送るなら、切手ではなく「料金別納郵便」を活用するのもおすすめ。
同じサイズで同じ重さであれば、10通以上から「料金別納郵便」としても送れます。
この場合、1枚ずつ切手を貼る手間が省けるので、準備がラクに。
さらに、規定はありますが、オリジナルスタンプを押して送ることも可能。
オリジナルデザインにこだわりたい方にもおすすめです。
招待状の切手には、挨拶の意味を持つ「グリーティング切手」もおすすめです。
季節をイメージできるデザインのものや、華やかさが魅力の「ハッピーグリーティング」と呼ばれるシリーズなどがあります。
のり式ではなく、シール式で貼りやすいものも多いので、ぜひチェクしてみてください。
結婚式や2次会の招待状として徐々に人気を集めている「Web招待状」。
無料でスマホやPCで簡単に招待状が作れて、LINEやメールなどにURLを貼るだけで招待状を送れる便利なサービスです。
無料で便利とはいえ「親戚や上司には紙の招待状じゃないと失礼かな…」と考える方も少なくないはず。
そんな方におすすめなのが、出欠の返事のみをWebで受け付ける方法。
紙の招待状と一緒に出欠登録用のORコードやURLを貼った紙を送るだけでOK。ゲスト側がハガキをポストに投函する手間を省けます。
最近流行っている便利な方法なので、ぜひチェックしてみてください。
招待状に貼る切手は封筒用に1枚、返信ハガキ用に1枚がマナーです。
例えば「94円分の切手が必要だけど、ぴったりの切手がないから2枚貼ろう」はNG。
昔から割り切れる数字である「2」は結婚式では縁起が悪いとされており、人によっては非常識と思う方もいるので、気をつけましょう。
招待状の切手を貼る位置にも注意が必要です。
横書きの封筒の場合は「右上」、縦書きの封筒の場合は「左上」に貼るのが一般的。
郵便局のホームページを見ると「郵便切手は郵便物の表面の左上部(横に長いものは、右上部)に貼っていただくようお願いいたします」と推奨されています。
手渡しする場合の招待状には切手を貼らないというマナーもあります。
なお、幹事や会社の同僚に対しては、基本的には挨拶も込めて手渡しするのがベター。
ただし、返信用ハガキの切手は忘れないように貼りましょう。
・コットンやミニタオルなどの布、もしくはスポンジ
・小さな容器
・ピンセット
・定期
1. コットンやスポンジに水を含ませ小皿に置く
2. 切手を布もしくはスポンジにつける
3. 5~10秒ほど乾燥させた後、定期を封筒の一辺と平行に置き、その線に合わせピンセットで切手をゆっくりと貼る
※切手を濡らしてから少し乾燥させるのがポイントです。
新郎新婦にとってはもちろん、ゲストにとっても結婚式は特別なイベント。
だからこそ、小さな切手1枚でもきちんとしたいですね。
ぜひ、細部にまでこだわって素敵な結婚式にしてください。