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Web招待状と紙の招待状の送り分け方を解説。Web招待状だけではダメなの?

2025.03.04
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結婚式の招待状を手軽に作れる「Web招待状」にしようと考えている場合、スマホやPCをあまり使わないゲストがいる場合はどうすればよいのでしょうか。また、上司や目上の方にWeb招待状を送る場合に、不安になる方もいるのではないでしょうか。

そこで今回は、Web招待状と紙の招待状の「送り分け」についてご紹介。そもそもWeb招待状だけではダメなのか、具体的な送り分けの仕方も解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

Web招待状は送り分けする必要あり?全部Web招待状ではNG?

Web招待状も正式な結婚式の招待状であることに変わりはないので、全部Web招待状を送っても失礼にはあたらず、問題はありません。ただし、Web招待状はゲストとの関係性や世代によって、紙の招待状と送り分けるのもおすすめです。

ゲストにとってのWeb招待状のメリットは、返信用ハガキ記入や投函の手間がかからず、手軽に返信できること。しかし、場合によっては年配の方や目上の方には適さない場合があるので、注意が必要です。たとえば、スマホやパソコンの操作が不慣れな方もいるため、LINEやメールでWeb招待状を送っても「結婚式の招待状」であることが気付かれない場合があります。

そのため、送り分けをする場合は、年配の方や目上の方には紙の招待状、友達や同僚にはWeb招待状がおすすめ。まずWeb招待状で結婚式の案内をして、出席者にのみ紙の招待状を送る方法や、紙の招待状を送って返信だけをWebで行う方法があります。ゲストの年齢層や関係性を考慮して、丁寧な招待状の送り方を検討してみてください。

Web招待状を送り分けるメリットとは?

親族・恩師・上司などマナーを重んじる目上の方には紙の招待状を送ると安心

Web招待状はれっきとした正式な結婚式の招待状。しかし、紙の招待状と比べてカジュアルな印象を持たれやすいため、古来からのしきたりを重んじており「失礼」と感じる方もなかにはいるかもしれません。その場合、友達や同僚にはWeb招待状、親族や上司、恩師など目上の方へは紙の招待状を送り分けするとよいでしょう。

ただし、Web招待状は失礼なものではありません。実際に、Weddingdayが実施した「結婚式でWeb招待状を使うのは失礼だと思う?」という旨のアンケート(2025年1月に実施したInstagramストーリーズでのアンケート結果、519名からの回答)では、「失礼ではない」と思う方が93%と大多数でした。

そのため、Web招待状が「正式な結婚式への招待状であること」を丁寧に伝え、事前に回答の仕方を説明するなど配慮をすれば、目上の方へも失礼にあたることなくWeb招待状を使えます。

スマホを使わない年配の方などへ配慮できる

Web招待状と紙の招待状を送り分けることで、祖父や祖母などスマホを使わない、もしくは使い方がわからない年配者への配慮にもなるというメリットもあります。

デジタルに慣れていない方には、Web招待状は扱いにくく感じるため、従来のように紙の招待状を活用すると、安心して受け取ってもらうことが可能です。

紙の招待状には形として手元に残るため、スマホを使わない高齢者は管理したり見返したりするのに必要。遠方に住んでいる年配の親戚など、スマホを使っているかどうか分からない場合も、念のため紙の招待状を送っておくと安心です。

急に招待が決まったときや出欠が変わったときの対応が柔軟にできる

紙の招待状をメインで使おうと考えている場合も、Web招待状を補助的に使えるよう準備しておくのがおすすめ。Web招待状は、万が一、都合で変更事項があった、ゲストの出欠が変わった、後からゲストを追加で招待することが決まったなどの事態にも柔軟に対応できます。

作り方も簡単で、Web招待状サービスのサイト上で専用ページを作成し、そのURLをメールやSNSで送信するスタイルのため、印刷や郵送の手間が不要です。

紙の招待状を作って送った後に追加で招待状を送りたいときも、すぐにURLを送信できるので、時間的な余裕がない場合に特に役立つのが魅力。出席者管理についてもサービス上で管理でき、ゲストの出欠変更があっても管理画面ですぐに対応できます。

さらに、万が一会場や日時の変更が生じた場合も、Web招待状なら内容を更新して、LINEやメールなどでお知らせするだけ。招待状再送の手間が省けるので、ぜひ検討してみてください。

Web招待状と紙の招待状の送り分け方を解説

親しい友人にはWeb招待状を使い目上の方には紙の招待状を送る

結婚式の招待状の送り分け方のひとつとして、親しい友人にはWeb招待状、目上の方には紙の招待状を送るのが一般的。若者は普段からSNSやメールを頻繁に利用していることが多く、スマホに慣れ親しんでいるため、手軽で手間もかからないWeb招待状が特に喜ばれる傾向にあります。

一方で、目上の方や年配の親族は、インターネットやスマホの操作に不慣れな方も多いので、紙の招待状なら確実に情報を伝えられるというメリットもあります。

紙の招待状にWeb招待状のQRコードを入れてWebで回答してもらう

紙の招待状としてQRコードを印刷し、同封して読み取ってもらい、Webで返信してもらうといった方法で、Web招待状と紙の招待状を送り分けする手もあります。ゲストが招待状に同封されたでQRコードを読み取ると、専用のWebページで簡単に出欠回答ができます。

伝統的な形式と現代的な利便性を組み合わせた方法。紙の招待状が持つ格式高さや特別感を保ちながらも、回答や管理の手間を大幅に削減できるのが大きな魅力です。

ただし、あらかじめ使おうとしているWeb招待状サービスが、QRコード作成に対応しているかを確認しましょう。管理画面などからWeb招待状の共有方法で「QRコード」を選び、手軽に発行できるサービスもあります。

QRコードを添付する際は、デザイン面での工夫も重要。QRコードを紙の招待状に配置する際は、全体のデザインを損なわないよう、サイズや位置を調整しましょう。QRコードの近くには「スマホでこちらのQRコードを読み込むと出てくる、専用ページのURLから出欠をご回答ください」といったメッセージを添えると、ゲストが迷わず利用できます。

紙の招待状とWeb招待状を同時に送る

「念には念を……。」という方は、紙の招待状とWeb招待状を両方送るという方法を取っても構いません。具体的な送り方としては、Web招待状をメインとして先に送り、翌日以降に届く紙の招待状の中
に返信用はがきを入れ、Web招待状のQRコードやURLを記載するといった方法が一般的です。

紙の招待状には「出欠は回答しやすい方どちらか片方で構いません」ということや、「詳細な情報や出欠確認はWeb上でも行えます」と案内を入れておくと、ゲストが混乱せずに済みます。

ただし、Web招待状と紙の招待状を送るタイミングの調整が重要なのに加え、返信ハガキとWeb招待状での回答が混ざり、二重管理による手間が増える点には注意しましょう。

Web招待状は親しい友人と目上の方で送り分けるのがベター。全部Web招待状でももちろんOK

結婚式の招待状を送り分けする場合、親しい友人や同僚にはWeb招待状、スマホやインターネットに疎い年配の方や目上のゲストに対しては紙の招待状がおすすめ。もちろん、Web招待状だけを送るのも問題ありません。

相手との関係性や、相手のネット・スマホの使いこなし方に合わせて選びましょう。ぜひ、ゲスト全員に気持ちよく結婚式に参加してもらえるよう、本記事を参考に送り分けを検討してみてください。

Web招待状作成なら、無料のWeb招待状サービス「Weddingday」がおすすめ。紙の招待状でWeb招待状の案内をするためのQRコードの発行も手軽に行えます。ページの複数作成もできるので、友人へはフランクな言葉遣いで、上司へはしっかりと形式的な言葉遣いでといったWeb招待状の送り分けも可能。ぜひ試しに作ってみてください。
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