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結婚式のWeb招待状を送るのは失礼?失礼になってしまう例や送る際の注意ポイントを解説

2025.01.11
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結婚式や2次会を招待する際に送る「招待状」。近年はWeb招待状を使う新郎新婦も増えていますが、果たしてWebで招待状を送ることは、失礼にあたらないのでしょうか。

今回は、Web招待状を送ることが失礼にならないのかどうかを解説。失礼にあたってしまう例や注意ポイントについてもご紹介します。これから結婚式や二次会を控えている方は参考にしてみてください。

そもそもWeb招待状とは?

Web招待状とは?

Web招待状とは、新郎新婦が紙の代わりに、招待用のWebページを作成し、専用のURLをメールやLINEなどのSNSを使って送る招待状の形式です。

Web招待状は挙式・披露宴・1.5次会など、さまざまなウエディングシーンで使えます。紙の招待状と同じように、式の4~2ヶ月前に送るのが妥当です。

ゲストは、送られてきたURLから出欠を入力して送信するだけ。新郎新婦側は出欠が一覧で確認できます。

また、Web招待状作成サービスもあるため、作成も簡単。たとえばWeb招待状サービス「Weddingday」は、日時や場所など、あらかじめ用意されている項目を入力するだけで、手軽にWeb招待状を作れる無料のサービスです。

結婚式のWeb招待状を送るのは失礼?アンケート調査を実施

結婚式のWeb招待状を送るのは失礼?

Web招待状も立派な招待状のため、マナー上失礼にはあたりません。Weddingdayでは、2025年1月に「結婚式でWeb招待状を使うのは失礼だと思う?」という旨のアンケートをInstagramストーリーズで実施しました。

519名の方から回答をいただき、失礼ではないと思う方が93%、失礼だと思う方は7%という結果に。アンケート結果から見ても、Web招待状を使うことを失礼だと思う方は少数派だと言えます。

結婚式の招待状は紙かWebどちらで送る?

結婚式の招待状は紙かWebどちらで送る?

Wediingdayでは、2024年8月1日~8月9日までに全国20歳以上49歳以下の方126名に対し、「Web招待状と紙の招待状どちらを利用したいか」という内容のアンケートをインターネット上で実施しました。

結果は、91.2%と多くの方が「Web招待状がよい」、紙の招待状を利用したい方は5.6%。新郎新婦視点では「準備が楽だった点が1番の理由だが、前撮りの写真をたくさん使えたりする点も非常にメリットに感じた」、ゲスト視点では「返信が楽だから。時間や場所もいつでも見返せるから。」という意見があり、新郎新婦とゲスト、双方にメリットがあります。

Web招待状を送って失礼になってしまう例

URLだけを送ったために結婚式の招待状だと思われない

RLだけを送ったために結婚式の招待状だと思われない

LINEなどのSNSやメールでWeb招待状を共有する際、ゲストが分かるだろうと思い込み、URLだけを共有するのは失礼にあたります。ゲストはURLが結婚式の招待状であることが分からないだけでなく、何のURLか分からないため怪しく思い、中を見てくれない可能性もあるでしょう。

また、ほかのメッセージに埋もれて忘れられてしまう場合も。結果、ゲストが内容に気づくのが遅れてしまい、新郎新婦側ではメッセージを再送信する手間がかかります。

そして、挙式日が近づいてきたために、ゲストにスケジュールを無理やり調整してもらわなければならない、といった事態にもなりかねません。

インターネットが苦手なゲストやWeb招待状になじみがないゲストへのフォローがない

インターネットが苦手なゲストやWeb招待状になじみがないゲストへのフォローがない

高齢の祖父母など普段インターネットを使わないゲストに対して、何のフォローもなくWeb招待状を送ってしまうのも失礼にあたります。

そもそも「Web招待状」が何か分からず、正式な結婚式の招待状である認識もないことがあるため、回答の仕方が分からない場合もあるでしょう。

そして、結局返信期日ギリギリに紙の招待状を送り直す羽目になり、ゲストを急かすことにもなりかねません。

失礼だと思われないために。Web招待状を送るときの注意ポイント

LINEやメールでWeb招待状を送る際は丁寧にメッセージを添えよう

LINEやメールでWeb招待状を送るときのメッセージ内容

Web招待状を作成したら、ゲスト全員に招待状ページのURLを共有する必要があり、基本的にLINEなどのSNSやメールで、メッセージを添えて送るのが一般的。ただし、URLだけをただ共有すればよいわけではありません。

Web招待状自体は失礼ではないものの、送る際にはメッセージに配慮しないと、失礼だと受け取られる可能性もわずかながらあるため注意が必要です。

結婚式やパーティーの正式な招待状であることには変わりないので、LINEやメールだからと気楽になりすぎず、丁寧にメッセージを送りましょう。

Web招待状を送る際は、以下の内容をメッセージとして添えるのがおすすめです。

・結婚式(2次会・パーティー)を開催すること
・正式な招待のメッセージであること
・URLから出欠を回答してほしいというお願い

Web招待状に添えるメッセージの例文をご紹介

具体的には、次の例文を参考にしてみてください。結婚式の招待状は、基本的に「終わり」や「区切り」を意味する句読点は使わないのがマナーです。
ーーーーーーーーーーーーーー
この度結婚式を挙げることになりました
つきましては、日ごろお世話になっている皆さまをお招きして パーティーを開催したいと思っております
以下のURLのWeb招待状より 詳細を連絡させていただきます
正式な招待ですので ぜひお気軽にお越しください
お忙しいところ恐縮ですが〇月〇日までに 以下URLにて出欠のご入力をお願い申し上げます
(URL)
ーーーーーーーーーーーーーー

また、なかなか返事が来ず、催促のメッセージを送る場合も丁寧な文章を心がけましょう。「会場から催促されているため」といった具合に、自分が急かしているニュアンスを出さないようにするのがおすすめです。

年配の方やインターネットが苦手なゲストにはフォローをする

年配の方やインターネットが苦手なゲストにはフォローをする

目上の方やインターネットが苦手な方には、Web招待状への回答の仕方を丁寧に教えるなどフォローをしましょう。「URLの先のページが正式な招待状」であることをしっかり伝えることが大切です。

Web招待状の回答に関して、難しい操作はないので、メールで送ったあとに文面や口頭で伝えるとよいでしょう。また、インターネットに疎いゲストの近くに別の親族が住んでいるなど、インターネットに詳しいゲストがいる場合は、フォローを頼むのも手です。

場合によってはWeb招待状と紙の招待状を送り分けするのもアリ

場合によってはWeb招待状と紙の招待状を送り分けするのもアリ

年配の方でWeb招待状になじみがない場合などもいるため、Web招待状を送ること自体が失礼だと感じる方も、まれにいるかもしれません。

そのため、親族・主賓・上司など目上の方やインターネットが苦手な方に対しては紙の招待状、友人や同僚の場合はWeb招待状といった具合に人によって送り分けるのもひとつの手です。

ほかにも、Web招待状のQRコードを印刷し、郵送する方法もあります。紙の招待状にQRコードを添付し、「QRコードを読み取って、出欠を回答してほしい旨、詳しい案内はQRコード内に書いてある旨」を丁寧に書いて伝えることで、ゲストにも理解してもらいやすくなるでしょう。

Web招待状は失礼ではないが送り方に配慮が必要

Web招待状は結婚式・披露宴・2次会などの正式な招待状として使えるサービスのため、基本的に失礼にはあたりません。

しかし、招待状のURLを送る際には丁寧なメッセージを添えたり、Web招待状になじみがない年配の方には、事前に説明したりと配慮が必要な場合もあります。

せっかくのお祝い事なので、細かい部分にも気配りを忘れず、ゲストにも気持ちよく列席してもらえるようにしましょう。

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