結婚式を挙げる際にゲストからいただく「ご祝儀」。キャッシュレス決済が台頭してきているなか、ご祝儀はクレジットカード決済にできるのか、気になる方もいるのではないでしょうか。
今回は、ご祝儀はクレジットカード決済ができるかどうか、そして、オンラインでご祝儀を受け取る方法や流れ、ご祝儀をクレジットカード決済可能にするメリットを解説。ご祝儀をクレジットカード決済できるようにするか迷っている方はぜひ参考にしてみてください。
結婚式のご祝儀は、現金をご祝儀袋に入れて受付で渡すのが基本でした。近年はデジタル化の流れを受け、Web招待状サービスを通じたクレジットカード決済が可能です。
よって、新郎新婦側が専用のサービスを利用し、「オンラインのご祝儀払い」を設定している場合に限り、クレジットカード決済を利用できます。
ゲストは、結婚式の回答をWeb上で行う際に、クレジットカードか現金払いかを自由に選択が可能。現金で当日に支払いたいゲスト、クレジットカードでご祝儀の支払いを済ませたいゲスト両方のニーズに応えられます。
新郎新婦としても、ゲスト側も気になるのが、ご祝儀をクレジットカード決済することで失礼にあたるのか?という点。結論として、ご祝儀をクレジットカードで支払うことは、状況に応じて失礼ではありません。伝統的には現金での包装が一般的でしたが、時代とともにマナーも変化しています。
もちろん、新郎新婦側がオンラインのご祝儀払いを設定している以上、ゲスト側がクレジットカード決済を利用することは失礼にはあたりません。
ただし、「現金に包んで直接お渡しするのが礼儀」と考えるゲストもおり、捉え方は人それぞれ。オンラインご祝儀を利用する際は、ゲストへ現金かクレジットカード決済かを選べることを案内する、オンラインのご祝儀払いの説明をするなど、相手への配慮を忘れないようにしましょう。
クレジットカードでご祝儀を払えるようにするには、まずWeb招待状サービスへ登録。Web招待状サービスを利用する際は、まずそれぞれのサービスサイトに行ってアカウントを作れば、すぐにWeb招待状を作れるようになります。
必要事項を欄に沿って埋めていく際に、編集画面でクレジットカード事前決済(オンラインのご祝儀払い)を選択しましょう。完成したWeb招待状をゲストに共有することで、会費やご祝儀をクレジットカードで支払えるようになります。
あとは、Web招待状サービスのゲストの出欠一覧ページなどで、ゲストの支払い状況を確認。好きなタイミングで銀行口座などへの振込申請をすれば完了です。
新郎新婦側は支払金額の約5%前後のシステム利用料と振込手数料のみで、オンラインのご祝儀払いを利用可能。利用料や振込手数料はサービスによって異なります。
Weddingdayは、結婚式や1.5次会、2次会などの招待状を簡単に作れるWeb招待状サービスです。ご祝儀や会費の事前クレジットカード払いを選択できます。
VISA・MasterCard・JCB・American Express・Diners Clubの5ブランドでのクレジットカード決済に対応。クレジットカード決済を利用する場合の料金は、システム利用料として支払総額の3.9%と、振込手数料として一律260円のみです。
クレジットカード決済やカード情報の保持はWeddingdayが行うのではなく、決済代行会社「GMOペイメントゲートウェイ株式会社」を利用。ゲストも安心して利用できます。
また、Weddingdayではクレジットカード以外にも、0.9%の手数料で銀行振込、1.9%の手数料でセブン銀行のATM送金サービス「つつむと」でのご祝儀払いにも対応。クレジットカードを持っていないゲストにも配慮できるサービスです。
ご祝儀のクレジットカード決済を利用する大きなメリットが、「お金の管理が楽になる」という点。専用ページなどから支払い状況を一覧で確認できるので管理が簡単なほか、現金で大金を管理して、銀行へ振り込みに行くといった手間を減らせます。
また、事前にご祝儀や会費を受け取れるため、式場の支払いや引き出物などの費用へ活用しやすく、結婚式準備をより楽にしてくれます。
ご祝儀をクレジットカード決済可能にすることで、ご祝儀の受け渡しにかかる手間や時間を減らすことが可能。よって、受付がスムーズになり、密を回避しやすいうえ、接触低減につながるメリットもあります。
特に、コロナ禍で結婚式やパーティーを開催する際に重要視されていましたが、落ち着いてきた今でも受付がスムーズにでき、受付係が現金管理する手間も減らせると人気の機能です。
ご祝儀をクレジットカード決済できることは、ゲストにとっても嬉しいメリットがあります。ご祝儀袋・新札・袱紗など、ご祝儀を渡す際に用意しなければならないモノを減らせるためです。
また、マナーを調べてご祝儀袋に文字を書く手間や、お金を包む手間なども減らせます。ほかにも、同時期に出費が重なり、同日までに現金を用意することが難しいゲストや、逆に現金で払いたいというゲストにも配慮できます。
ご祝儀のクレジットカード決済は、Web招待状サービスを使い、「オンラインのご祝儀払い」を選択することで利用可能。手軽に作成・設定できます。
クレジットカード決済を利用できるようにすることで、お金の管理の手間を減らせたり、準備するモノを減らせたりと新郎新婦もゲストにもたくさんのメリットがあり、多くの新郎新婦に支持されている機能。ぜひチェックしてみてください。