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Web招待状のオンラインご祝儀とは?メリットや注意点も解説

2024.01.18
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Web招待状を受け取ったゲストが、クレジットカードなどでご祝儀を事前に払える「オンラインご祝儀」。便利なサービスですが、まだなじみがない方も多く、一体どんなものなのか分からない方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、Web招待状のオンラインご祝儀について解説。メリットや注意点のほか、オンラインご祝儀を選べるおすすめのWeb招待状サービスなどもご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

Web招待状のご祝儀は通常通りかオンラインかを選べる

通常のご祝儀

通常のご祝儀

Web招待状でご祝儀の当日払いを設定すると、通常通りゲストが挙式当日に受付でご祝儀を渡し、すべて回収してから新郎新婦に渡されます。

通常のご祝儀では、ゲストがご祝儀袋・ふくさ・ピン札を用意するほか、宛名を書くなど準備が必要。また、受付のゲストや新郎新婦も金銭管理をしっかりと行わなければなりません。

オンラインご祝儀に抵抗がある方やクレジットカードを持っていない方もいるため、通常のご祝儀も選択できるのは嬉しいポイントです。

オンラインご祝儀

オンラインご祝儀

Web招待状のオンラインご祝儀とは、ご祝儀をWeb上で事前決済できるシステムのこと。決済手数料は、ご祝儀の合計金額の5%前後がかかることが多く、新郎新婦で負担するほか、ゲストに支払ってもらう選択ができるサービスもあります。

Web招待状サービスはいくつか展開されていますが、オンラインご祝儀に対応していないサービスもあるため、注意しましょう。

新郎新婦側で、オンラインご祝儀を選択できるように設定することで、ゲストがWeb招待状で出欠の回答をするときに、ご祝儀をクレジットカードで支払えるようになります。

なかには「ご祝儀制」「会費制」を選択できるWeb招待状サービスもあるので、必要に応じてチェックしてみてください。

Web招待状でオンラインご祝儀を選択するメリット

新郎新婦にとってのメリット

新郎新婦にとってのメリット

コロナ禍によって非接触でご祝儀を渡せる方法だと注目され始め、現在では新郎新婦・ゲストともにメリットが大きいとして人気が高いオンラインご祝儀。新郎新婦側のメリットとして、ゲストからいただくご祝儀の金銭管理がしやすくなることが挙げられます。

オンラインご祝儀を選択することにより、事前に入ってくるご祝儀の額が分かりやすく、予算の予測が立てやすくなるのがポイントです。

また、サービスによっては式の前にお金を受け取ることも可能。結婚式場に払う挙式費用に当てられます。

ほかにも、事前にご祝儀をいただくことで、挙式当日のドタキャンやご祝儀に関する金銭トラブルなども防ぎやすくなります。

ゲストにとってのメリット

ゲストにとってのメリット

オンラインご祝儀を選択できるようにすることで、ゲストにとっても準備するモノや手間を減らせるなどさまざまなメリットがあります。

大きなメリットが、ご祝儀袋やふくさなどを購入しなくて済み、書き方のマナーを調べてご祝儀袋に必要な文言を記入する必要もない点。さらに、お金を下ろしたり、ピン札に両替したりといった手間も減らせます。

また、クレジットカードによっては、カードのポイントを貯めることも可能。ほかにも、受付を頼むゲストにとっては、ご祝儀を管理しなくて済むというメリットがあります。

Web招待状でオンラインご祝儀を選ぶにあたっての注意点

手数料がかかる

手数料がかかる

オンラインご祝儀を選択すると、システム利用料(手数料)として決済金額の5%前後の手数料がかかる点には注意が必要。また、銀行振込を依頼する際には振込手数料がかかる点も留意しておきましょう。

ただし、手数料を新郎新婦負担にするか、ゲスト負担にするかを選択できるサービスもあります。

キャッシュレスに慣れていなかったり抵抗があったりするゲストもいる

キャッシュレスに慣れていなかったり抵抗があったりするゲストもいる

Web招待状のオンラインご祝儀はここ数年で普及してきた新しいシステム。「ご祝儀」をオンラインで支払うことに対して抵抗がある方や、クレジットカードを使うことに対して不安を覚える方もいます。

オンラインご祝儀を使用する際に、新郎新婦側ではゲストに「オンラインご祝儀もしっかりとしたご祝儀に変わりない」ということを説明しておくなどの配慮をしましょう。

また、安全な決済代行会社を利用しているかなど、Web招待状サービスのクレジットカード情報の管理についてしっかり調べておくのがおすすめです。

オンラインご祝儀を選べるおすすめのWeb招待状サービス

Weddingday

Weddingday

アニメーション付きの、おしゃれなテンプレートが豊富に用意されているWeb招待状サービス「Weddingday」。結婚式当日までのカウントダウン機能や、InstagramなどのSNSにシェアできる「カウントダウンフォト」など、独自の機能が充実しているのがポイントです。

Weddingdayのオンラインご祝儀は、ゲストが金額を自由に設定できる「ご祝儀制」と、新郎新婦側でゲストに支払っていただく金額を設定する「会費制」から選択可能。結婚式はもちろん、会費制の1.5次会や二次会などにも使えます。

クレジットカードの決済には上場企業である決済代行会社(GMOペイメントゲートウェイ)を利用しており、サービス側ではカード情報を保持しないので、安全に利用可能です。

オンラインご祝儀を使う場合、システム利用料や振り込み手数料がかかりますが、ほかはすべての機能が無料で使えます。

Biluce

Biluce

ご祝儀や会費の事前決済システムが使えるWeb招待状サービス。70種類以上の招待状デザインテンプレートが用意されています。

Web招待状で「出席」を選択したゲストへのリマインダー機能や、例文テンプレートなどさまざまな機能を無料で利用できるのがポイントです。

本サービスのオンラインご祝儀のクレジットカード決済は、ユニヴァ・ペイキャストのシステムで稼働。ゲストがクレジットカードで決済するご祝儀や会費はビルーチェで一度保管・管理されます。

そして、新郎新婦側で設定した決済締切日に準ずる振り込み期間に、振り込みされる仕組みです。

dear

dear

招待状事業やメディア事業などの事業展開を行うココチエのWeb招待状サービス。「デジタル×デザインでウェディングに関わるすべての人を最高にワクワクさせる」をモットーにさまざまなデザインのWeb招待状テンプレートを展開しています。

テンプレートは写真や動画を引き立たせるデザインが豊富。結婚式後に送る「Webお礼状」サービスを使えるのもポイントです。

本サイトでは「事前お支払い」機能が使え、ゲストは「当日現金お支払い」か「事前お支払い」を選択可能。システム利用料は新郎新婦側かゲスト側か負担する側を選べます。

nicosite

nicosite

結婚式の準備をオンラインで完結すると謳うサービス。Web招待状や結婚報告状のほか、オンライン引き出物の購入・送付などさまざまなサービスを展開しています。

基本利用料は無料ですが、招待状と報告状を作成できる上限は5イベントまでである点には注意が必要です。

本サービスでは、オンラインご祝儀機能を利用する際、ゲストがアニメーション付きのご祝儀袋をメッセージと一緒に送れます。

ブラプラWEB招待状

ブラプラは、さまざまな結婚式の写真を検索し、プランナーやサプライヤーにLINEで相談しながら結婚式をプランニングできるサービス。サービスのうちのひとつとして、Web招待状も作成できます。

基本テンプレートの数は210種類以上と豊富に用意されているのがポイント。特にアニメーションテンプレートの数が豊富です。

ブラプラWEB招待状のオンラインご祝儀は、ご祝儀制と会費制を選択可能。オンラインご祝儀を使用した場合は、決済手数料と振り込み手数料がかかります。

楽々!WEB招待状

楽々!WEB招待状

「楽々!WEB招待状」はオンラインご祝儀が選択できる結婚式・二次会のWeb招待状サービス。100種類以上のデザインパターンから、Web招待状を作成できます。入力内容をAIが文字チェックをしてくれる「AIプランナー機能」を使えるのが特徴です。

また、本サービスのユーザー限定で結婚式アイテムを販売するWebショップ「fitau」の紙の招待状を10枚から購入できるようになります。Web招待状と紙の招待状を送り分けしたい方にもおすすめです。

オンラインご祝儀や会費の振り込みは、式やパーティーの1週間前・2週間前・3週間前から選択可能。振り込み事務手数料は一律料金でかかります。

PIARY

PIARY

結婚式のアイテム通販を行う「ピアリー」では、Web招待状サービス「Web-Jo」を展開しています。同サービスで販売しているペーパーアイテムに合うデザインテンプレートのWeb招待状が、無料で作成できるのが特徴です。

席次表・席札とセットで販売されており、購入してデザインを統一することも可能。挙式前から世界観を完璧にコーディネートしたい方におすすめです。オンラインご祝儀・会費のサービスも選択できます。

Web招待状におけるご祝儀に関してのQ&A

ご祝儀は銀行振り込みでもらっても大丈夫?

ご祝儀は銀行振り込みでもらっても大丈夫?

ゲストからご祝儀をオンライン上ではなく、銀行振り込みにしたいと言われたときに、ご祝儀を銀行口座に振り込んでもらうこと自体に問題はありませんが、おすすめはできません。

まず、新郎新婦が振り込み用口座を用意し、ゲストに口座を伝える必要があります。また、振り込み手数料がかかるため、どちらが負担するかの話をすることになるなど「お金を支払う」という感覚が強くなるため、ご祝儀にはふさわしくありません。

よって、ご祝儀に銀行振り込みはあまり向いておらず、マナー的に避けた方がベターです。

ゲストが結婚式を欠席する場合のご祝儀は、やはりオンラインご祝儀を活用するほか、現金書留で送ってもらったり直接会ってもらったりするのがベターです。

PayPayなどの送金システムを使いたいゲストがいた場合は?

PayPayなどの送金システムを使いたいゲストがいた場合は?

PayPayなどの送金システムを使い、オンラインご祝儀として送りたいというゲストがいた場合も、銀行振込と同様、新郎新婦さえ承認できれば問題はありません。

しかし、送金システムによっては、受け取ったご祝儀を銀行口座に移せなかったり、出金手数料がかかったりすることも。移せたとしても、手間がかかってしまうなどのデメリットがあります。

また、専用サービス外での受け取りは、やはり金銭トラブルの原因ともなるため、極力オンラインご祝儀のサービスを利用するのがおすすめです。

Web招待状はオンラインご祝儀に対応しているサービスを選ぶのがおすすめ

Web招待状のオンラインご祝儀には、新郎新婦とゲストともに準備の手間や出費を減らせるなど、さまざまなメリットがあります。

ただし、サービス利用に手数料がかかったり、オンラインご祝儀というものに抵抗があるゲストがいたりする場合もあるので、留意しておきましょう。

オンラインご祝儀を選択できるWeb招待状サービスも多く便利に使えるので、ぜひチェックしてみてください。