LINEやメールなどで、簡単に送れるWeb招待状。しかし、いつ送るべきか、いつまでに送ればよいのか、紙の招待状と同じように送ればよいのかなど、タイミングやマナーで悩む方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、Web招待状はいつ送るべきかを解説。送るときに注意すべきポイントについても解説しているので、これから結婚式の招待状を送ろうと考えている方は参考にしてみてください。
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結婚式の招待状は、基本的に3ヶ月前までに送るのが望ましいとされています。Web招待状はLINEやメールで気軽に送れるものですが、扱いは紙の招待状と同様なので、結婚式の3ヶ月前までに送っておきましょう。
3ヶ月以上前と、Web招待状を送るのが早すぎるとゲストは招待状のことを忘れてしまう、逆に遅すぎるとゲストに別の予定が入っている可能性が高くなるといったことが起こるため、3ヶ月前がよいでしょう。
ただし、あらかじめ直接もしくはLINEなどで日程を伝えており、既に予定を空けてもらっている場合は2ヶ月前など、少し遅く送っても構いません。
結婚式の二次会のWeb招待状に関しても、通常の結婚式の招待状と同じタイミングの3ヶ月前に送るのがベスト。しかし、二次会のみに招待するゲストに送るWeb招待状は、2ヶ月前でも遅いということはありません。
ただし、自分たちが早く準備をするため、ゲストに予定を確保してもらうために、早めに送っておくのに越したことはないので、ゆとりを持って送りましょう。
Web招待状は紙の招待状と違い、LINEやメールなどで送るという特性上、時間に気をつけて送信する必要があります。たとえば、早朝や深夜などに通知が鳴ってしまうと迷惑になりかねません。
また、忙しい方が多い時間帯はメッセージの確認が遅くなり、埋もれてしまう原因にもなります。
ベストな時間は9〜18時ごろ。分かっている場合は、送る相手の休憩時間や休みの日に合わせて送ることで、LINEやWeb招待状にしっかり目を通してくれる確率が高くなります。
また、古くから結婚式の招待状は大安吉日が消印となるよう、午前中に投函するのがよいとされています。そのため、Web招待状も同様に大安吉日の午前中を狙って送信する手もあります。
手書きとは違い、スピーディーに打ててしまうLINEやメールでは誤字脱字が発生しやすいもの。手軽に作れる分、予測変換などで間違った文字も出やすいので、送信する前に内容をよく確認してから送るようにしましょう。
特に、ゲストの名前の漢字などの間違いには注意。失礼にもあたってしまうので、細心の注意をはらいましょう。
ほかにも、おめでたい結婚式の招待状には、終わりや区切りを連想させてしまう「句読点」、別れや再婚などを連想させる別れる、切る、去る、たびたびといった「忌み言葉や重ね言葉」は使わないようにするといったマナーにも注意が必要です。
Web招待状では通常、作成するとURLが個別に発行され、そのURLをLINEやメールなどに貼り付けるだけで招待状を共有できます。しかし、編集時にURLの一部を削除してしまったり、有効でないURLを送ってしまったりしてゲストがURLを開けず、全員に送り直すといった事態にもなりかねません。
また、サービスによってはページを閲覧できる有効期限が存在するため、有効期限切れでURLが開けないこともあります。自分たちの手間もゲストの手間も増やしてしまうので、送信する前にURLが開けるかしっかり確認しましょう。
Web招待状は生まれてからまだ歴史の浅いサービスなので、メールやLINEで招待状が送られてくることに慣れていない方もいます。また、特に年配の方はスマホやインターネットの扱いに慣れていない方もいるため、配慮をしましょう。
具体的には、紙の招待状は送らずWeb招待状が正式なものであることや、何か分からないことがあれば聞いてほしい旨を伝える、期日が近づいてきても返信がないときは電話を入れるなどのフォローが必要な場合があります。
目上の方へは紙の招待状、親しい友人や同僚にはWeb招待状など送り分けをする手もあるので、相手との関係性に応じて検討してみてください。
Web招待状には、多くのサービスでデザインテンプレートや案内文のテンプレートが用意されています。好きなテンプレートを選んだら、あとは日時や会場の案内などを入れるだけで手軽に作れるのがメリットですが、写真も入れずテンプレートをコピペしただけ……というのは避けましょう。
ゲストは、招待してくれた新郎新婦いずれかのパートナーのことをよく知らないことも多いので、新郎新婦の人柄が分かるような、オリジナリティーあふれる招待状にするのがおすすめ。2人で写っている写真を入れたり、文面を自分たちの言葉にアレンジしたりと、「2人らしさ」を出しましょう。
また、Web招待状は、サービスによってゲストにLINEやメールで送る際のメッセージテンプレートも用意されています。コピペするだけでも送れるので非常に便利な機能ですが、そのまま送るのではなく、相手に合わせて文章にひと工夫加えることをおすすめします。
Web招待状を結婚式の3ヶ月前に送ったら、返信期日は1ヶ月前までに設定するのがおすすめ。もし、発送が遅れてしまった場合も、ゲストに余裕を持って返信してもらえるよう、発送してから3週間後以降に返信期日を設定しましょう。
返信期日が早すぎるとゲストのスケジュールが分からない場合がある一方、遅すぎるとゲストの人数が確定できず、料理や引き出物などの準備に影響が出てきます。
また、返信期日にもお日柄のよい日を選ぶべきという考え方もあるため、大安や友引など、お祝いごとにぴったりの日付に設定しましょう。
LINEでWeb招待状を送るときには、極力「個別送信」を心がけましょう。仲のよい友人などグループ機能を使って一斉送信をするのは楽ですが、ゲストが自分宛であることが分からなかったり、「大事なお知らせなのに大切に思ってくれていない」と残念に思ってしまったりすることもあります。
そのため、LINEやメールは個別送信がベスト。できるならゲスト1人1人に向けたメッセージを添えるのがおすすめです。「しっかり自分のことを考えてくれている」とゲストに喜んでもらえるようなWeb招待状にしてみてください。
Web招待状を送るタイミングは結婚式の約3ヶ月前。早朝や深夜を避けるなど、時間帯にも注意して送るのが重要です。早すぎても遅すぎてもゲストのスケジュールが確保しにくかったり、準備に間に合わなかったりと支障が生じます。
ほかにも、Web招待状を送る場合はさまざまなマナーがあるので、細心の注意をはらい、よく確認してから送ってください。ゲストへの配慮を忘れずにWeb招待状を送り、余裕を持って結婚式の準備をしましょう。