Web招待状は多くの場合、基本機能が無料で使えることで人気を集めています。招待状にかかるお金が安く済み、気軽に使えるなど多くのメリットがある一方、無料であるのはなぜか、危険だと不安に思う方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、Web招待状が無料で使えるのはなぜなのかを解説。仕組みや有料機能についても分かりやすく説明するので、ぜひ参考にしてみてください。
目次

Web招待状は各社からさまざまなサービスが展開。ほとんどのWeb招待状サービスは基本料金が無料で使えます。
使える主な基本機能は上記が挙げられ、サービスによっても無料で使える機能や範囲が異なります。結婚式に招待する、ゲストが出欠の返信をする、出欠や住所管理をするなど、Web招待状を作成し、招待をするのに必要な機能だけなら完全無料で使えるサービスがほとんどです。
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Web招待状を無料で使える理由のひとつが「アフィリエイト」などの広告収入。アフィリエイトとは「成果報酬型広告」と呼ばれ、インターネットを利用した広告プログラムのことです。
Web招待状サービスの運営会社は、アフィリエイト収入で運営費をまかなっていることがあります。
たとえば、Web招待状の運営会社が運営するサービスページ自体やブログなどである商品・サービスを掲載して紹介し、ページを見た人が商品・サービスを購入したり利用したりすることで、料金の一部がWeb招待状の運営会社に還元されるという仕組みです。
商品やサービスを購入することは任意で、正規料金もしくは割引料金で購入できる点は安心。ページ経由で商品・サービスを購入した人が損をする仕組みではありません。

Web招待状の運営会社では、ウェディングアイテムやほかの有料サービスを手がけている場合もあり、そちらをメインで運用することでWeb招待状は無料にできている場合もあります。
Web招待状とセットで売っているサイトもあれば、別のサイトで販売しているというサイトも。もちろん、Web招待状のみを使いたいユーザーは、購入が必須ではないので、無料で利用できます。

Web招待状サービスのなかには、登録できるゲストの人数が5人以下までといった具合に決まっている場合もあります。あくまで無料でできるのはお試し程度で、実際の招待状として機能させる場合は有料となるサービスもあるので注意しましょう。
招待状を作成する前に招待するゲストのおおまかな人数を数えておき、無料で利用できるかを確認しておくのがおすすめです。
また、友人と親族など、送り分けをするために数種類の招待状を作りたい場合も要注意。2種類目から有料というサービスもあります。送り分けをしたい方は何種類まで無料で作成できるのかも確認しておきましょう。

Web招待状は無料で利用できるサービスが多いものの、選ぶデザインによっては追加料金がかかる場合があります。使いたいデザインが無料プランの範囲内か、事前に確認するのがポイントです。
有料オプションでは、特別なアニメーション付きのデザインや、プレミアムなテンプレートが利用できることもあります。しかし、無料テンプレートでもおしゃれで美しいデザインのサービスが多く、写真やプロフィールを挿入して、自分たちらしい招待状を作ることは十分可能です。

Web招待状の基本機能は無料ですが、ゲストがご祝儀・会費をクレジットカードで払える「事前決済機能」を用意しているサービスでは、すべてクレジットカードで支払われた総額の数%の決済手数料がかかります。
ご祝儀や会費は、ゲストが当日手渡しを選択することも可能。また、招待状にかけるお金を完全無料で済ませたい場合は、そもそも新郎新婦側で事前決済機能を利用しないという選択肢もあります。

その他オプションも重要なチェックポイント。特定の機能にも注意が必要です。出欠管理やアレルギーに関するアンケートといった重要な機能が、有料オプションに含まれている場合もあるので、自分で使いたい機能も必ずチェックしておきましょう。
ほかにも、お礼状機能や集金管理など、ないと少し不便な機能が有料に設定されているサービスもあります。結婚式の招待に関して必要なことをリストアップしておき、希望に合ったサービスがあるか、すべて無料で使えるかも確認しておくことが必要です。

多くの無料Web招待状サービスでは、セキュリティ対策がとられています。情報を入力するページでは「SSL暗号化通信」が採用されており、送受信されるデータが保護される仕組みです。第三者による盗み見などを防ぐため、安心して利用できます。
また、ご祝儀などを事前決済する機能では、専門の決済代行業者が利用されます。クレジットカード情報などをサービス側が直接保存しない仕組みなので安心。ゲストの名簿や個人情報も、プライバシーポリシーに基づいて厳格に取り扱われています。

Web招待状では、ゲストの名前や連絡先、アレルギーの有無といった個人情報を登録します。収集した個人情報は、サービスのプライバシーポリシーに基づいて適切に管理されるので安心です。
ゲストの同意なく第三者に情報が渡ることはありません。また、パスワード機能を使えば、招待された方だけが招待状を閲覧できる仕様にもできます。
利用者側でも、招待状のURLをSNSなどで不用意に公開しないようにしましょう。ダウンロードしたゲストリストを共有する際も、公開範囲を関係者のみに限定するなど、最新の注意を払うことで情報漏洩は防げます。
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Web招待状を無料で利用できるサイトは数多くありますが、なかでもおすすめのWeb招待状サービスが「Weddingday」。2017年設立の会社「canonica」が運営しており、Web招待状のなかでも歴史が長い人気のサービスです。
アニメーション付きのおしゃれなデザインのテンプレートが100種類以上と豊富で、すべて無料で利用可能。作成数は最大5種類までで、送り分けしたい方にもおすすめです。
また、ゲストの出欠や住所管理、出欠データダウンロード、複数作成によるゲストごとの送り分け、Web招待状項目の編集などの基本機能がすべて無料で使えます。ほかにも、Instagram用のカウントダウンフォトやカウントダウン表示など、結婚式がより楽しみになるような、嬉しい機能が充実しているのも魅力です。
ゲストがクレジットカード決済や銀行振り込みで、ご祝儀を事前に払えるのも便利。
Web招待状は運営会社が広告収入や会場提携など、さまざまな部分から利益を得られるため、ユーザーは無料でも安心して利用できます。
ただし、無料で使える範囲や機能はサービスによってさまざま。自分たちの使いたい機能がしっかり使えるか、すべて無料で使えるかもチェックしながら、自分たちもゲストにとっても使いやすいWeb招待状サービスを利用してみてください。