https://weddingday.jp/mag/1173

結婚式の招待状を手作りする際のポイント。費用や必要なモノをご紹介

2025.09.16
商品PRを含む記事です。当メディアは各種アフィリエイトプログラムに参加しているため、記事中で紹介している商品を購入すると、送客手数料が弊社に還元される場合があります。

結婚式の準備を進めるにあたって「招待状を手作りしたい」と考える方も多いのではないでしょうか。オリジナルのデザインや手作業のあたたかみは、ゲストに特別な印象を与えられる大切なポイント。 一方で、デザインや印刷、宛名書きなど多くの工程があり、予想以上に時間と労力を要するのも事実です。

そこで本記事では、招待状を手作りする方法を解説。オリジナリティを担保しつつ、手軽さや費用削減も叶えられる「Web招待状」という選択肢についてもご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

招待状を手作りするメリット・デメリット

メリット

そもそも、招待状は手作りでいいの?

紙の招待状を手作りする最大の魅力は、2人らしさを存分に表現できる点です。紙質やフォント、配色を自由に選べるため、結婚式全体のテーマや世界観と統一感を持たせられます。ゲストにとっても特別感のある1枚だと感じられやすく、あたたかみを伝えやすいのが大きな強みです。

また、業者に依頼するよりコストを抑えやすいのもメリット。作成料だけなら、シンプルなデザインで1通あたり100円程度に収めることもでき、節約分を料理や演出などに充てられます。費用とオリジナリティを両立できる点は魅力的です。

さらに、手作りだからこそ「自分たちで心を込めた」という思いが伝わります。形式的な案内状ではなく、気持ちを届けるツールとしてゲストの心に残る存在になるでしょう。

デメリット

招待状を手作りする際の大きなデメリットは、想像以上の手間と時間がかかることです。デザイン作成、印刷、カットや折り加工、さらに封入や宛名書きまで多くの工程があり、結婚式の準備スケジュールに大きな影響を与える可能性があります。

また、印刷トラブルや紙質の不一致といった失敗リスクも少なくありません。家庭用プリンターでは発色が不安定になりやすく、ズレやにじみが発生することもあります。修正ややり直しに時間とコストが追加でかかる点もデメリットです。

さらに、人数が多い場合は1枚ごとの仕上げ作業が負担になりやすく、準備疲れにつながることもあります。無理なく進めるためには、外注やWeb招待状との併用も検討するのがおすすめです。

招待状を手作りするのにかかる費用と時間の目安

費用相場の目安

招待状を手作りするデメリット

招待状を手作りする場合、費用は材料や印刷方法によって大きく変わります。材料をすべて自分でそろえて作る完全手作りの場合、平均で約160円。デザイン済みの手作りキットを活用する場合は、約230円が平均的な費用です。

式場に依頼した場合の費用平均は1部あたり約540円なのに比べ、手作りは費用を抑えられるのが魅力。なお、外部業者への依頼でも約330円が相場です。

オリジナルの紙やリボン、ワックスシールなどを追加すると、1通あたり400〜600円になることもあります。特に高級紙や特殊印刷を選ぶとコストはさらに上がりますが、その分特別感を演出できます。

POINT

1通160円で作れたとしても、30通で4,800円、50通で8,000円に加え切手代もかかります。
どこまでこだわるかによって費用は変動するため、全体予算と招待人数を踏まえて計画することが大切です。

招待状を手作りするには時間に余裕をもって計画する

手作り招待状はデザインから印刷、封入まで多くの工程があるため、十分な時間を確保することが大切です。特にデザインや文面の確認には想像以上に時間がかかるので、挙式の4〜5ヶ月前から準備を始めるのがおすすめ。そして、3〜4ヶ月前には招待状の作成に取りかかりましょう。

印刷や裁断、装飾は数十通単位になるとかなりの労力を要します。1通あたりの作業時間は短くても、まとまった数を仕上げるには休日を何日も充てる必要があるかもしれません。

さらに、誤字脱字の修正や印刷トラブルが発生することもある点には注意。余裕を持ったスケジュールで進めれば、予期せぬミスにも冷静に対応でき、完成度の高い招待状を用意できます。

招待状を手作りするために必要なモノ

文具と材料を揃える

文具と材料を揃える

結婚式で紙の招待状を手作りするには、まず基本となる文具と材料を揃えましょう。用意すべきモノは、招待状と封筒を作り、宛名を書くのに必要な文房具です。

厚手の上質紙やカッター、定規、封筒、両面テープやのりなど。まとめて封入されている「手作りキット」なども販売されているので、チェックしてみてください。宛名を手書きにする場合は筆ペンも必要です。

特に、返信用はがきや会場案内、個別にお願いする事項がある場合の付箋などを同封する場合、別途用紙を忘れずに準備してください。また、紙質や色合いによって仕上がりの印象が大きく変わるため、テーマに合わせて慎重に選びましょう。

さらに、デザインを華やかにする装飾品もチェック。リボンやシール、ワックスシール、スタンプなどを取り入れると、個性を加えられます。統一感を意識してテーマカラーに合わせると、招待状全体の完成度が高まります。

POINT

材料は余裕を持って多めに購入するのがおすすめ。作業中の失敗や印刷トラブルに備えて予備を用意しておくことで、焦らず落ち着いて仕上げられます。事前準備を丁寧に行いましょう。

デザインにはソフトやテンプレートを活用する

デザインにはソフトやテンプレートを活用する

招待状を手作りする際には、デザインソフトやテンプレートを活用すると効率的。WordやPowerPointでも十分ですが、IllustratorやCanvaを使えば、レイアウトや装飾の自由度が格段に広がります。

特に、Canvaは無料テンプレートが豊富で、直感的な操作で手軽に始められ、初心者でも本格的な招待状を作成可能。テンプレートを使うことで、文字入力や色の変更だけで簡単に完成度の高いデザインになります。Web上で動作するツールは、スマホからも操作できて便利です。

ただし、結婚式の印刷物配布などは「商用利用」とみなされることもあるため、フォントやイラストを使用する際は著作権に注意が必要です。しっかりサイトの利用規約を確認したうえで商用利用可能な素材を選びましょう。

必要な額の切手を用意

必要な額の切手を用意

手作り招待状は封入物や紙厚で重量が変わるため、郵便局で計量して料金を確認してください。郵便料金は2024年10月1日から改定され、通常の招待状の定形郵便(50gまで)は110円、通常はがきは85円になっています。

返信用はがきを切手付きで同封する場合は、1通あたり送料だけで合計195円がかかるので注意。旧料金の63円や84円切手を持っている場合は、差額分の切手を追加すれば使えますが、慶事用切手を購入しておくのがおすすめです。

発送前には日本郵便の公式ページや窓口で最新料金を確認して購入することが大切。また、招待状10枚以上の発送なら「料金別納郵便」も便利です。

▼招待状の切手についてもっと知りたい方はこちら。

結婚式の招待状を手作りするステップや注意ポイント

まずは招待状のデザインと文面を決める

文章のマナーに気をつける

招待状を手作りする最初のステップは、全体のデザインと文面を決めることです。結婚式のテーマカラーや会場の雰囲気に合わせたスタイルを選ぶと、統一感のある仕上がりになります。和婚なら和紙や筆文字風フォント、ナチュラルウェディングならクラフト紙など、フォントや素材選びにも個性を反映させましょう。

文面は、日時や会場アクセス、回答期限といった必須情報を正確に記載することが基本。そのうえで、感謝の言葉やゲストへのメッセージを添えるとあたたかみが増し、形式的になりすぎない印象を与えられます。

また、句読点を使用しない、忌み言葉を避けるといったマナーにも注意してください。さらに、誤字脱字を防ぐため、2人でしっかりとチェックしましょう。書き損じなどに備えて、招待状の用紙や返信はがきは必要枚数より多めに用意しておくと安心です。

紙を裁断して印刷・装飾を行う

紙を裁断して印刷・装飾を行う

デザインと文面が完成したら、次は実際に紙を裁断して形を整えます。カッターと金属定規を使い、寸法を正確に測って切ることがポイントです。少しでもずれると仕上がりに差が出るため、作業は落ち着いて丁寧に進めましょう。

裁断後はプリンターで印刷を行います。家庭用プリンターでも対応できますが、厚紙を使う場合は給紙設定を変更するか、印刷サービスを利用するのがおすすめです。インクのにじみや色味を確認するため、必ずテスト印刷を行いましょう。

印刷が終わったら、リボンやシール、スタンプなどで装飾を加えます。過度な装飾は読みづらさや郵送時のトラブルにつながるため、全体のバランスを意識しつつ、テーマに沿ったアクセントを取り入れると完成度が高まります。

封入や宛名書きはマナーに沿って丁寧に

封入や宛名書きはマナーに沿って丁寧に

印刷と装飾が終わったら、次は封入作業です。招待状、返信はがき、地図などを揃え、ゲストが目を通す順番で封筒に入れるのが一般的。一般的には招待状を一番上にし、その下に地図、返信はがきの順で重ねると、ゲストが開いたときに見やすくなります。

宛名書きは毛筆や筆ペンを使うのが基本。手書きに自信がない場合は、美文字サービスや印刷代行を利用するのもひとつの方法です。宛名は敬称を正しく用い、略さず丁寧に記すことで、相手への敬意が伝わります。

封筒の裏面には差出人の住所と名前を記載します。封はのり付けし、慶事用の〆テープを使用するとよりフォーマルな印象になります。細部までマナーを意識して仕上げることで、心のこもった招待状としてゲストに届きます。

オリジナリティを残しつつ手間や費用を削減したいならWeb招待状がおすすめ

紙の招待状はあたたかみがある一方で、印刷や郵送にかかる手間やコストが大きな負担になりがちです。そこで注目されているのがWeb招待状です。

無料で作成できるサービスがほとんどで、スマホやパソコンから手軽に作成・送信でき、デザインや文面の編集も簡単。材料代・印刷代・切手代が不要なため、人数が多い結婚式ほど節約効果が高まります。

Web招待状の大きなメリットは、情報更新のしやすさ。会場や時間の変更があっても即時に反映でき、ゲストに最新情報を届けられます。紙の招待状では難しい柔軟な対応が可能な点が支持されています。

さらに、ゲストも出欠回答をWeb上で行えるので、返信はがきに書き込んだり投函したりする手間がかからずに済むのがポイント。新郎新婦だけでなくゲストにとってもメリットが満載です。

テンプレートが豊富で写真もたくさん差し込める「Weddingday」

Weddingday(ウェディングデイ)

無料のWeb招待状サービス「Weddingday」は、大人っぽくおしゃれなテンプレートが100種類以上用意されており、テーマや季節に合わせて選べます。シンプルな編集画面で初めてでも操作しやすく、画面の指示通りに作れるので手軽で簡単です。

さらに、写真を最大40枚も差し込めるので、2人の思い出や当日の雰囲気をゲストに伝えやすいのも魅力。挨拶文やプロフィール文、前撮り写真を盛り込むことで、より記憶に残る招待状を届けられます。

ほかにも、ゲストが事前にご祝儀をクレジットカードや銀行振込で払える「オンラインのご祝儀払い」にも対応。花嫁の5人に1人が利用しているといわれる、おすすめのサービスです。

無料でWeb招待状をつくる

手作り招待状とWeb招待状を上手に使い分けよう

招待状を手作りすることは、2人の個性を表現し、ゲストに感謝を伝える大切な方法。ただし、手間や時間の負担も大きいため、無理のない範囲で準備することが重要です。

費用の節約や効率性を求めるならWeb招待状「Weddingday」を活用してみてください。2人らしいスタイルで招待状を仕上げ、ゲストに喜ばれる結婚式を実現しましょう。

WeddingdayバナーWeddingdayバナー

関連キーワード

手作り