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フォトウェディングの費用相場・流れを解説。おすすめロケーションやポーズもご紹介

2022.04.19
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結婚式のひとつの形「フォトウェディング」。ウェディングドレスや和装など、結婚式向けの衣装を着て写真撮影のみを行うスタイルです。フォト婚ともいい、近年人気が高いスタイルですがどのように行うのか、費用はどれぐらいかかるかなど疑問が多い方もいるのではないでしょうか。

そこで今回は、フォトウェディングのメリットや費用相場、流れ、業者の選び方を解説します。撮影時のおすすめロケーションやポーズもご紹介するので、おしゃれで映えるフォトウェディングを撮る際の参考にしてみてください。

フォトウェディングとはどんな結婚式スタイル?

フォトウェディングとはどんな結婚式スタイル?

フォトウェディングとは、結婚式を挙げない代わりに、ウェディングドレスや和装などの結婚式用衣装を着て、写真撮影のみで結婚式を済ませることです。なかには私服での撮影ができる式場もあります。

結婚式を挙げる場合の前後に撮影する、「前撮り」や「後撮り」とは異なるので、フォトウェディングを選ぶ際は注意しましょう。

場所は結婚式場や式場が提携しているスタジオ撮影のほか、ロケーション撮影も人気。ガーデンや海辺、2人の思い出の場所などさまざまな場所での撮影が可能です。

基本的に写真撮影のみですが、式場のプランによっては、家族が参列できたり、撮影後の会食が付いていたりする場合もあります。

フォトウェディングのメリット

結婚式よりも費用が安い

結婚式よりも費用が安い

ほかの結婚式スタイルよりも、費用を安く抑えられるのが、フォトウェディングのメリット。結婚式や披露宴を挙げると、会場代や飲食代などさまざまな項目があり、平均で300万円前後かかります。

一方で、フォトウェディングは数万円~高額な傾向にあるロケーション撮影などでも50万円以下。結婚にあたってかかる費用を抑えられます。

日取りが自由に決められる

スケジュールが自由に決められる

結婚式を挙げる場合、式場の空きのほかに、ゲストの都合や縁起(大安吉日)なども考え、1年~8ヶ月前には式場や日取りを決めておくと安心です。

一方で、フォトウェディングは2人の好きなタイミングや時期で自由に日取りを決められます。

演出を考えたり打ち合わせをしたりと大掛かりな準備が必要ないため、希望スケジュールの1~2ヶ月前の予約でOK。人気のシーズンでも予約は3ヶ月前と、結婚式より日取りの自由度が高いのもメリットです。

衣装選びの自由度も高い

衣装選びの自由度も高い

フォトウェディングは自由に好きな衣装を選べるのもメリット。結婚式のように会場との雰囲気やしきたり、お色直しの手間などを考えた衣装選びをする必要がありません。

多くの花嫁が選ぶウェディングドレスはもちろん、白無垢・色打掛などの和装が定番。また、好きな色のカラードレスや、2人らしさを重視して、私服で撮影するカップルもいます。

2着以上選べる場合が多いため、ウェディングドレス、和装など憧れの衣装をすべて着て撮影することも可能です。

フォトウェディングをおすすめできる新郎新婦

フォトウェディングをおすすめできる新郎新婦

フォトウェディングは結婚式よりもかかる費用が安く済む傾向にあります。結婚式を挙げるのが経済的に難しい方や、費用を節約したい方におすすめです。

また、打ち合わせや演出準備などをする必要がなく、手間や負担も少なく済むため、授かり婚で結婚式の準備をすることが難しい方にも選ばれています。

ほかにも、人前で盛大にお披露目することは恥ずかしいものの、一生の思い出として花嫁・花婿衣装は着たい、結婚したことを形として残したいという方にもぴったりのスタイルです。

フォトウェディングにかかる費用相場

フォトウェディングにかかる費用相場

フォトウェディングにかかる費用の相場は、約3~5万円。高くても、20万円未満で済ませているカップルが多数です。

フォトウェディングで必要な費用の項目は以下の通り。

・カメラマン代(撮影にかかる費用)
・2人の衣装代(+アクセサリーなどの小物)
・和装の場合は着付け代
・ヘアセット・メイク代
・スタジオの場合は設備代
・写真自体のデータやアルバム代
・データの編集や修正

すべて込みで依頼できる場合もあれば、オプションとして追加する場合もあり、金額は上がるものの好みの撮影方法が選択できるようになります。

頼む人や会社、撮影場所や衣装の点数、撮る写真の枚数などで金額は大きく上下するのがポイント。ロケーション撮影はスタジオ撮影と比べ、移動費用などがかかるため高くなる傾向にあります。

フォトウェディングを依頼する前から撮影までの流れ

フォトウェディングを依頼する前から撮影までの流れ

フォトウェディングの流れは、まず大体撮影したい月の3ヶ月前から準備を始めるのがベター。予約してから撮影までは約1~2ヶ月が目安です。

特に桜や紅葉の人気シーズンや大安などのお日柄を気にする場合は、予約が集中するため、早めに準備を始めましょう。具体的に、どのような流れでフォトウェディングを行えばよいのかを解説します。

スタジオやカメラマンを探す

まずは、スタジオやカメラマンを探すところからスタートします。まずは、予算や自分たちが撮影したい場所・衣装、同伴者などイメージをざっくり決めてから探しましょう。

式場の情報サイトやフォトウェディングのサイトなどで、イメージに見合った場所を探します。資料を取り寄せたり、費用の見積もりをしてもらうなど、自分たちの納得のいくところを選びましょう。

スタジオでの打ち合わせ

スタジオや業者が決まったら、実際にスタジオや会社に訪問して、撮影日や料金、撮影の流れなどの打ち合わせです。スタジオ撮影かロケーション撮影か、衣装は何着着るのか、どんな髪型にするのかなどを具体的に決めていきます。

なかには、予約のタイミングで料金を支払うシステムの業者もあるため、費用はあらかじめ用意しておくのがおすすめです。また、ヘアメイクのリハーサルを行う場合もあります。

打ち合わせでは、衣装を試着して決定。(再度訪問して試着する場合もあり)ベールやティアラなど小物を持っている方は、このタイミングで持っていきましょう。自分が持っている衣装を着たい場合は、スタジオに衣装持ち込みの不可を確認しておきます。

ロケーション撮影の場合は、雨天決行なのか延期なのか、対応も決めておきましょう。

事前の準備

打ち合わせで衣装や髪型などが決まったら、当日までに準備しておくモノがあります。

ドレスなどの洋装では、肌着やストッキング、新郎は肌着や靴下を用意しておきましょう。

和装の場合は、2人とも足袋と和装用下着を揃えておくほか、新婦は肌襦袢、新郎はスパッツなどの用意が必要なこともあります。

プランに含まれている場合もあるので、事前に必要なモノは打ち合わせ時にしっかり確認しておきましょう。

また、撮影日に向けてブライダルエステに通ったり、ダイエットをしたりとコンディションを整えておく方も多くいます。

着付け・ヘアメイク・撮影

撮影にかかる時間は、衣装の点数や、移動時間にもよりますが、準備から撮影までに約5時間、写真選びに約1時間ほど見積もっておきましょう。

プロによるヘアメイクや着付けなどが、通常新婦から行われます。そして、準備が終わったらスタジオ、もしくは移動用車で撮影場所に移動し、撮影開始。あらかじめ希望ポーズなども考えておき、撮影ではカメラマンに相談しながら進めるのもおすすめです。

写真選び

撮影が終わったら、データを見てどの写真がよいか選びましょう。数が少なければ当日に印刷した写真をもらえることもありますが、アルバムは数ヶ月かかることも。データが早めに欲しい場合は、相談すれば対応してもらえる場合もあります。

フォトウェディングを頼む会社の選び方

フォトウェディングを頼む会社の選び方

フォトウェディングを業者に依頼する際は、撮影スタジオや、結婚式場にあるプランを活用するのが一般的。フォトウェディングを依頼する会社を選ぶポイントは、自分たちが重視する内容によって異なります。

料金が安いか、衣装の数が豊富か(自分の着たい衣装があるか)など、譲れないポイントがあると思います。具体的に、業者選びで失敗しないために押さえておくべきポイントをご紹介します

・プランの種類や料金を確認…すべて込みのプランを希望する場合は、料金だけでなく内容もチェック。オプションで追加料金が発生する場合もある。
・自分たちの希望する場所で撮影できるか…スタジオ撮影かロケーション撮影。ロケーション撮影の場合は出張範囲なども確認する。
・好みの衣装やサイズが揃っているか…自社ホームページなどで衣装を紹介している場合もあるため確認しておくと安心。
・仕上がりにこだわりたいならカメラマンの指名ができるところ…式場やスタジオの専属、または提携しているカメラマンが何人かいれば、別料金を支払って指名することも可能。

フォトウェディングの衣装や髪型は?

フォトウェディングの衣装や髪型は?

フォトウェディングの衣装や髪型は基本的に自由ですが、圧倒的に人気なのはやはりウェディングドレス。次いでカラードレス、色打掛や引き振袖などの和装を選ぶ方も多くいます。

また、オプションやプランによっては、2種類以上の衣装を着て、何枚も写真が残せるのもフォトウェディングの魅力。オプションでアクセサリーなどの小物を選べる場合もありますが、ない場合はアクセサリーを自前で用意するのもOKです。

ヘアメイクは、プロにメイクをお願いするのが一般的ですが、スタジオや式場によってはセルフメイクが可能な場合もあります。ヘアメイクを依頼する場合は、衣装を決める際にヘアメイクのイメージを決めておき、担当者に伝えておくのがおすすめです。

実際にメイクしてもらう場合は、自分のイメージだけでなく、「自分に似合うヘアメイク」を提案してくれるプロの声にも耳を傾けながら、相談して決めましょう。

フォトウェディングのおすすめロケーションやポーズの例

プロポーズショット

新郎がひざまずき、新婦にプロポーズをしている風のショットは、フォトウェディングで人気の高いポーズのひとつ。定番ポーズで、花嫁のあこがれでもあるため根強い人気があります。

人気の抱っこショット

新郎が新婦を抱き上げることで、ドレスがふわっと舞い、きれいに見えやすいショット。親密感が伝わりやすく、写真映えもするため人気のポーズです。

夕日の沈む海を背景にしたシルエットフォト

きれいな海と夕日を背景に、2人の美しいシルエットが浮かび上がる写真が、とても美しい1枚。以前からシルエットフォトは、幻想的でロマンチックと根強い人気があります。また、海のロケーション撮影は沖縄が人気です。

夜の東京駅前でクラシカルな雰囲気のフォトウェディングに

夜の東京駅前はフォトウェディングの人気撮影スポット。レトロな駅舎にドレス・タキシードがよく映え、クラシカルな雰囲気で写真が撮れます。定番スポットでの写真を残したい方におすすめ。また、おでこをくっつけるポーズもフォトウェディングでは人気のポーズのひとつです。

一生の記念として残るフォトウェディングにしよう

費用も安く、結婚式より気軽にできるフォトウェディング。さまざまな業者やプランがあり、迷いがちですが、まずは予算から自分たちの着たい衣装やロケーションなどのイメージを固めてから選ぶのがおすすめです。

抱っこショットやプロポーズショットなど、写真ならではの人気ポーズもたくさんあります。一生の思い出になるよう、2人の希望が叶う業者を選んでみてください。